アベノミクス2年間の単純データによる評価

所謂アベノミクスによる経済政策で2年の間にマクロ指標がどのように変わったのか、一応まとめておきたいと思います。もちろん物流を始め円安の悪影響を受けている業種もあります。大本営ではないので、ここに掲載したような正のデータだけではなく負のデータもしっかりと見て、今後も真剣勝負していきたいと思います。

・GDP:年平均の実質GDPは2%増加。
・株価:約2倍(8661⇒17344)
・年金資産運用益増加(4.1兆円⇒25兆円)
・経常利益合計70%増加(10兆円⇒17兆円)
・増収増益企業数増加(45%⇒70%)
・2/3の中小企業が賃上げ(全ての地域で上昇)
・賃上げした中小企業の1/3はベースアップ
・業況判断DI:13ポイント改善(-9⇒+4)
・倒産件数2割減少
・民間設備投資65兆円⇒72兆円に増加
・就業者数100万人増(内80万人が女性)
・完全失業率4.5⇒3.6
・有効求人倍率0.74⇒1.1(全ての地域で改善)
・賃上げ2%超(過去15年で最も高い伸び)
・今夏ボーナス7%(24年ぶりの伸び)
・名目雇用者報酬0.3%⇒1.6%
・今季第三四半期名目雇用者報酬+2.6%(17年ぶり)
・物価上昇を考慮した実質総雇用者所得は増加(+1.0%)
・訪日外国人客数今年は1300万人程度
・訪日外国人客消費額は3割増加(旅行収支44年ぶりに黒字)
・海外インフラ受注実績3倍(9.3兆円)