大阪が変わる

橋下・松井両者の圧勝でした。気持ちいいくらいでした。

実に面白い選挙でした。戦国時代か明治維新のドラマを見ているような感覚です。

私は基本的に大阪都構想はよく分かっていません。

平松さんの大都市圏州構想もよく分かっていません。

分かっていませんが、

都構想は、大阪市を潰して大阪圏を良くするもので、
州構想は、大阪府を潰して都市連合で大阪圏を良くするもの

であったと思っています。

残念ながら報道は、既存システムを守る陣営 対 変える陣営 という構図になっていました。

ここは本質的には違います。市メインか府メインか、の戦いが本質論だったと思います。

マスコミが誤誘導しました。

どちらも変えようとしている。2つの陣営の政策をきちんと比較して説明さえしていない。これではますますパフォーマンス政治になってしまいます。

中身で言えば、私はどちらがいいのか分かりません。時代の流れで言えば州構想です。しかし、大阪市は大きすぎるというのは一利ある。そして政治家としてみれば、説得力とエネルギー、オーラは、圧倒的に橋下さんでしょう。どのような素晴らしいアイディアでもリーダがいなければ実現できない。

いずれにせよ大阪が選んだ選択です。是非これで良い大阪を築いていただければと思います。

そして、これを契機に国としては地方分権を推進していかなければなりません。