善然庵閑話:太宰治と眉山

眉山。私の知人で私より年下ですが私の文学の師から、数年前にお勧め頂いたのが太宰治でした。私は文学の素養は皆無なのですが、手に取ったその短編集に収録されていたのが眉山。掛け合い漫才のような形で始まるその物語も、最後のくだりには、頭を強く揺さぶられるような、そんな衝撃を受けたのを今でもよく覚えています。

「そうですか。・・・いい子でしたがね」

この言葉が脳裏に焼きついて離れません。人間わがままな存在です。だから人間くさいのかもしれません。しかしそれに気付いていたい。そしてこの短編はぜひ趣旨を変えずに書き直して子供達に読ませてあげたい。

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