自民党の青年局主催(通称TEAM-11)で福島の警戒区域を視察して参りました。党本部青年局国会議員34名と、全国の青年局青年部の代表、合わせて150人前後の大集団での視察となりました。
警戒区域の中でも、線量が少なく生活も問題なさそうなところがあれば、未だに線量が高く、生活が困難な地域もあります。
家畜などを放置したまま避難したため野生化した牛(通称、離れ牛)がいるところもありました。また除染が完了しても、家屋内までは公費で面倒を見てもらえず、またはネズミなどの被害で帰宅困難なことが生じること、そして鳥獣被害でも猪だと公費補助が歩けどネズミはない、など、さまざまな現場を見聞きしました。これらの体験は今後の復興に対する熱意に変換しなければなりません。
青年局という若い世代だけで視察したことは、つまり、将来長きに亘って自民党が被災地復興に責任を持つというメッセージです。責任の重さを痛感し、今後の対応に生かして行きます。