総理が衆院解散を表明いたしました

本日、総理が解散を表明いたしました。

ちまたの、なぜ今、というお声はしっかりと胸に刻んで、これから戦いあるのみ、という心境で前進して参りたいと思います。そしてその戦いとは、選挙じゃない。日本を活性化できるかどうかという戦いなのだと思っています。

私自身、今までの2年間、この道しかないというストイックな気持ちで、全力疾走してきたつもりです。

ところが、この臨時国会から、急に政治と金の問題で国会が空転するようになっていたのを、この目でしっかりと見てきました。

立ち止まるわけにはいかない。対案なき批判で空転する国会に対峙するに、自らも反省をもちろんするとしても、それでもどちらが正しいのか、選挙で審判を仰ぐという意味は十分にあると思います。

なぜならば、本来、うちわなどというどうでもよいことをネタに、重要法案の審議が止まってしまう意味を考えるからです。政治倫理はそれ専用の会議体が正式に設置されているので、そちらで議論してほしい話ですし、また、法律上の悪事については、検察なり司法なりが粛々淡々と調査する問題だと思っているからです。

ついでに言えば、一度マニフェストなどで決めた重要なことを変更せざるを得ない場合、その事柄があまりに重要で(消費税を上げるリスクもあれば上げないリスクもある)、国会だけで決められない問題は、たとえ与野党同意見でも、国民の審判を仰ぐというのが民主主義というものだという意見も十分に納得できます。

例えば今、地方創生だと言い続けてきました。そのために必要な地方自治体の諸事業は、増税を前提としてきたものです。ところが延期するわけですから、地方自治体の事業も延期せざるを得なくかもしれません。また、延期によって財政再建の見方を市場がどう判断するのか、によって景気の動向も変わってくるかもしれません。

この道と信じてきた道。あくまで日本とふるさとの為。謙虚に真摯に大胆に、これからも頑張って参りますので、今後ともご指導ご鞭撻を賜るようよろしくお願いいたします。