自民党総裁選挙において安倍総理が再選され、経済重視路線を打ち出しました。歴代首相の中で安倍総理ほど海外から真の改革者として認識され期待されている人物は珍しいと言えます。海外から信頼され期待される日本を築いて行くことは、グローバル化した国際社会にあって経済的に非常に重要な課題です。さらに重要なことは、現在の日本の課題は、国家存続のシステムが機能不全を起こしていることにあります。地方経済の疲弊が東京一極集中を招き、構造的に人口が減少の一途をたどっていますが、このことが経済や社会保障に負の連鎖をもたらしていることに、どのように向き合うのかが政治に求められた最大の課題です。小手先の改革では克服できません。そして一時しのぎの改革では成し遂げられません。何をどうやるか、は最も大切ですが、特に危機の時代にはそれ以上に、それをどうやり続けるのか、も重要であることは歴史が証明しています。そういう意味で、安倍総理には引き続き総理総裁として、謙虚に真摯に大胆にご尽力頂きたいと思います。