建設関係従事者の労務単価について

かねてより、地元の建設関係従事者から要望のありました、建設従事者の労務単価について、微力ながら小さい運動をしておりましたが、その中で、国交省が東日本大震災被災地の人手不足と入札不調問題解消のために現地21%、全国平均で15%の大幅な単価切り上げ策を打っていたところですが、今般、国交大臣から、業界団体に対して、直接労務単価の引き上げを要請いたしました。

単価を上げても実際に労働分配率が上がらなければ意味がないわけで、これで実際に職人さんの賃金が多少でもあがるものと思われますし、デフレ脱却の方向性を明確に打ち出したものとして、非常によかったと思っています。

昔、よく政治家が、この橋はワシがつくったとか、この道路はワシがつくったとか言ってましたが、作っているのは職人さんです。おカネが国内でぐるぐる回るようになればとひたすら願う限りです。