石破幹事長との街頭演説

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少し時間が経っての報告になってしまいましたが、参議院支部長の三宅しんごさんと共に、石破幹事長の香川県での街頭演説会にお邪魔しました。

5月3日。憲法記念日。当たり前ですが年に1度しかないこの日に、幹事長が来県される意味を噛み締めております。

憲法改正論議には、戦後から現在に至るまでに様々なドラマがあったものと容易に想像できます。諸外国から右傾化という言葉をもって警戒されているとの報道もありますが、決してそういうことではないことは断言しておきたいと思います。

先ず初めに戦争は絶対にだめなんだ、平和を誠実に希求することが我々日本人の務めなのだ、ということから始めなければなりません。この当たり前なことを当たり前だとして言葉にしないところに、全ての混乱の原因があるように思います。

その上で、今の複雑な国際政治環境の下、じわりじわりとやってくる緩やかな危機に、今の日本の安全保障関連法制では全然対処できないことは断言しておかなければなりません。今の安保法制は、平時の軍事が考慮されていないからです。平時の対処は、専ら警察権を援用しておりますが、そこから自衛権の発動にはあまりにもギャップがある。このことは、後日改めて書いてみたいと思いますが、このギャップを埋める法制度を整備していかなければなりません。

そしてさらに言えば、こうした法律体系は当然集団的自衛権行使禁止のもとに作られていますので、実に複雑怪奇。パッチワークの芸術品のようになっています。こうしたガラス細工のような複雑な法律体系では、現場が混乱するだけです。

日本がやろうとしているのは、自分の国を守るという専守防衛の枠を少しも超えるものではありません。このことを、街頭にてお訴えさせていただきました。