ダボス会議で名を知られる世界経済フォーラムの東京ミーティングに参加してまいりました。世界の皆様は完全にAbenomicsの勉強モード。最近、外的要因も相俟って株式市場も乱高下をしていますが、依然感心の最も高い問題です。
一方で、二番目に多い関心事は、少子高齢化にどのように対応するつもりなのかという問題。確かに労働人口が減って消費人口も減ったら経済は衰退する方向に向います。だから、移民政策を見直すか、高齢者や女性労働力を当面は積極的に活用するか。労働意識を改善することも一つの方向だと思います。
もちろん少子化に正面から取り組む必要があると思いますが、雇用労働政策や中小企業政策が成長戦略の中で最も重要な課題の一つだと思っています。