ワクチンの普及で一時はコロナ克服が期待されていましたが、ワクチンの効果は感染力の強いデルタ株に打ち消された感は否めません。ただ、感染者数が増えても重篤化する割合は決定的に下がっています。現時点では、感染者数も落ち着きを取り戻しつつあり、今後のワクチンの更なる普及も見込まれているため、克服は再度期待できるものと思いますが、一方で、変異株出現の頻度は極めて高く、いつ強力な変異株が蔓延するとも限らないため、予断を許さない状況は続いています。
これまでの感染状況の傾向を振り返っておきたいと思います。敢えてデータだけ示します。データは全国のデータ(人流のみ東京新宿駅)で全て政府のオープンデータを参照しました。
本来、こうしたデータに経済関係の状況、すなわち、規模別・地域別・業種別の商店等の取引関係に関するデータをマッシュアップして分析することが望ましいはずです。現在、それを可能とする取り組みを進めています。
また、今後に備え、治療薬・ワクチンの開発と供給を急ぎつつ、病床確保に向けた具体的権限強化をしていかなければならないのだと感じています。