参院選:平家にならないために

七夕の7月7日を迎えました。織姫と彦星が年に1度だけ会える日だとされていますが、私自身は皆様に何度もお会いしたいと思いながら、参議院選挙の活動を続けています。始まって4日目になります。

非常に低調です。まず言えるのが関心の薄さ。だからこそ、もう一度、今回の参議院選挙の意味を考えてみたいと思いますし、それによって皆様に関心を持っていただきたいと思っています。

基本的に今回の選挙の争点は安倍内閣の評価以外にはありません。もちろん、財政や社会保障、国防や憲法など、喫緊の課題は山積しておりますが、選挙の争点にはなりにくい。であるならば、アベノミクスをやり続けさせていただけるかどうかしかないはずです。

政治は、何をやるか、という目的が重要ですが、リソースの少ない現状の日本では、何をどうやるか、という手段も重要です。アベノミクスの1〜2本目の矢がこれに相当します。ただ、危機の時には、何をどうやり続けるのか、という問題の方がはるかに重要なのです。

ただ、比較的うまくいった過去半年の経済政策。うまくいったから今後もやり続けさせてね、というのはオコガマシイというものです。だから、私は、一つのことをお約束して回っています。それは、驕らないで政策を断行するということの1点です。

生身の人間だろうが、ビジネスだろうが、政治だろうが、驕れるものは久しからずなのです。やらせてほしいと懇願する人が豹変し、許可を与えると驕り高ぶる様子を見れば、いくら結果を出していても続けさせるわけには行かないと考えるのが人間です。

私のキャッチコピーは「謙虚に真摯に大胆に」です。驕らず謙虚に、ただし謙虚はいいけど何もしなければ意味がないので、大胆にやるべきは大胆に行動する、そういう想いをこめて作ったコピーです。

三宅しんごさん。少し硬いイメージをもたれますが、中身のある人物です。何をどうやるか、という問題と、どうやり続けるか、という2つの根本課題に政治の最前線で取り組んでいただける方だと確信しています。