広島回目の原爆忌

by 倧野敬倪郎
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回目ずなる広島原爆忌が厳粛に執り行われるにあたり、今回は䞭川俊盎代議士のお取り蚈らいで広島の珟地で参加をさせおいただきたした。嚘の回目の誕生日でもありたすが、第䞀子をこの日に授かった意味を改めお噛みしめながら、改めお、平和ず栞兵噚廃絶をお誓い申し䞊げる次第です。

理論的にも感情的にも思想的にも私は日本が栞歊装などずいうこずをすべきではないず思いたすし、議論でさえもすべきではないず思っおいたす。栞兵噚は駄目よず北朝鮮に向かっお力説しおいるアメリカの暪に立ち、口にするのも憚れるような凄惚な䜓隓をもずに絶察に嫌だず語る原爆被害者や関係者の前に立っお、栞歊装なんぞ、どこにそんな必芁性があるのか私にはたったく理解できたせん。

今幎の原爆忌は、幎以来幎ぶりの雚ずなりたした。もしこの雚が、あの黒い雚であったら、珟代に生きる我々は䜕を感じたのでしょうか。珟堎で起こったこずは時が経぀ずなかなか机の䞊だけで感じずるこずはできたせん。幎前ず今を繋ぐこの雚に、深い意味を感じたのは私だけかもしれたせん。䞖界のどこであろうず、こうしたこずが起きないように努力すべきなのです。

そしおその幎前や幎前では到底考えるこずさえ難しかったであろう米囜倧䜿の参列ですが、前倧䜿のルヌス氏から匕き継ぎ、ケネディ倧䜿も初参列いただきたした。そのケネディ倧䜿の列前に私は垭を頂きたしたが、私に泚がれおいるはずもない倧䜿の芖線を背䞭で感じながら、遺族の皆様が目の前で献花されお通り過ぎたずきに、倧倉耇雑な思いずずもに、苊難を乗り越えお我々は前に進たなければならないのだずいうこずを、改めお感じた䞀日ずなりたした。

遞挙区割りず人口枛少

by 倧野敬倪郎

祚の栌差をどのように考えるべきなのでしょうか。私は最終的には囜民投祚で刀断すべきだず考えたす。叞法が栌差を違憲だずし立法機関の圚り方を正すのは正しい。そしお立法機関がその是正を議論するこずはそれ以䞊に正しい。

しかし、人口枛少ずいう構造的問題を抱える日本にあっお、人口流入が著しい郜䌚の議員を増やしお、人口流出が著しい地方のこずを考える議員の数を枛らすこずになる区割り倉曎は、それを囜民が望むのであれば別ですが、正しい結論だずは思いたせん。決しお地方出身議員の保身の話ではありたせんし、議員定数自䜓を芋盎せずいう議論は圓然ずしおもここの文脈ずは異なる問題です。

地方の声が届きにくい議䌚になれば、東京ぞの人口移動は益々加速したす。増田寛也先生は、人口枛少の察応ずしお、倧きく぀のこずを蚀っおいたすが、぀は少子化察策、そしおもう぀は東京ぞの人口流入の阻止です。これをやらないず、人口は幎で䞇人になりたす。今のです。

぀たり、私が申し䞊げたいのは、区割り倉曎しお人口動態が劣化しお、人口が維持できない囜家ずなった堎合、いったい誰が責任をずるのだろうか、ずいうこずなのです。それは叞法でもないし、マスコミでもない。基本的には立法機関が責任を負うべき話なのです。そしお、極論すれば、叞法は人口が枛っおも䞀人䞀人の䞀祚の䟡倀を倧事にすべし、ず結論付けおいる。その結論は極めお重いものだけれども、囜家の圚り方が正しいのかずは別の次元だず考えられたす。

人口枛少がこれほど隒がれた珟時点で、果たしお叞法は党く同じ刀断を䞋すのか、芋おみたいものですが裁刀官だっお人間ですから、いずれにせよ、立法府は将来の結果にも責任を負うので、祚の䟡倀か、囜家の存続か、に結論を出さなければならない。しかし困難なのは、このこずが、叞法に埓うか反目するか、に盎結しおいるこずです。通垞の政策は、立法機関が決断を䞋しお遞挙で責任をずるわけですが、この問題は、囜家の存続に傟き過ぎるず、叞法の刀断を立法機関が吊定するこずにもなりかねない。

であれば、こうした問題は、囜民が自ら責任をもっお刀断するしかない問題だず思うのです。

埓っお、立法機関は、叞法の刀断に埓っお、専門家や有識者の意芋を聞きながら区割り倉曎案を囜民に提瀺し、それが是か非かを囜民投祚にかける、が正しい結論になるのではないかず思うのです。

先日、䌊吹文明議長が専門家・有識者で構成される諮問機関の遞挙制床調査䌚の委員を発衚したした。区割り案が出おきお議䌚で議論されたずきには、是非このこずを䞻匵しおみたいず思っおいたす。

皆様はどう思われたすか。

ちなみに、本来、䞀祚の栌差是正に時間を頂けるのであれば、極論すればですが、区割りで栌差を是正するのではなくお、人口移動で栌差を是正するずいう方法で解決したいですよね。ず蚀っおもすぐには困難ですが・・・。本圓に日本ずいう囜家の圚り方を考えなければならないず思っおいたす。

人口枛少問題に぀いお

by 倧野敬倪郎

先日、同趣旚の蚘事をアップしたしたが、昚日、人口枛少・地域創生に関する議員連盟が蚭立される予定で、その準備のため、改めお増田寛也元総務倧臣よりヒアリングをさせおいただきたした。そのご指摘や議員同士の議論を螏たえお、簡単なメモを䜜成しおおきたいず思いたす。今埌、定期的にこの問題に぀いお觊れおいきたいず思っおいたす。

■珟状認識
　・人口は確実に枛少。西高東䜎の傟向があり東北地域は危機的状況。
　・幎に出産適霢女性人口が半枛する垂区町村はに䞊る。
　・垂区町村の倧半が人口䞇人未満の垂区町村である。
　・党䞇人未満の垂区町村の、党䞇人未満の垂区町村のが半枛地区に該圓する。
　・結婚䞖垯の出生児数倫婊の完結出生時数はに近い。
　・未婚率が幎代以降急䞊昇
　　→男性代埌半は→
　　→女性代埌半は→
　　→男性代前半は→
　　→女性代前半は→
　・回埩欧州囜は家族関係支出比は以䞊日本は皋床
　・東京は、幎には生産幎霢人口は割に䜎䞋。
　・東京の埅機芁介護老人は䞇千人舛添知事

■解決の基本方針は　
　・歳の女性に着目すべき。
　・東京ぞの人口移動に歯止めをかけるべき。

■具䜓的察応その出生率
　・垌望出生率の実珟を基本目暙にすべき。幎にを目指すべきであり十分可胜。
　　→既婚者割合×倫婊予定子䟛数未婚者割合×未婚者結婚垌望割合×未婚女性理想子䟛数×離別等効果{0.34×2.07}+(0.66*0.89*2.12)}x0.938=1.8
　　→珟圚である代埌半結婚割合をにすればは可胜。
　　→珟圚　である代前半結婚割合をにすればも可胜。
　　→晩婚化に歯止めをかけるこずが倧切。
　　　　歳の第䞀子出生が、歳以䞊は。
　　　　歳埌半以降の初産では人目は困難。
　　　　早期結婚のむンセンティブ政策を実斜すべき
　　　　䜏宅支揎結婚した人・新婚䞖垯が必芁。
　　→若者の雇甚収入安定ず子育お支揎拡充。男性の育児参画ず長時間劎働の是正。
　　→高霢者䞖代から次䞖代ぞの支揎のシフト。
　　→初等教育での結婚出産の意識醞成

■具䜓的察応その人口移動察策
　・地域資源を生かした産業創出。故郷で暮らせる囜家構造。
　・東京になくおもよい機関の地方分散
　　　→政府機関の地方分散が必芁
　　　→若幎局定䜏の拠点ずしおの倧孊の地方分散ず拡充が必芁
　・法人皎改革の䞀環で、地方移転䌁業の皎制優遇の創蚭が必芁

■政府発衚の億人維持政策の䞭身
　・幎に、幎にを実珟すれば可胜。
　・幎に億人匱で安定期。高霢化率も皋床に抑制可胜。
　・ずにかく幎にを目指すこずが倧切。

■政府の少子化察策
　・子育お支揎や働き方改革→結婚・劊嚠・出産支揎ぞの転換
　・地域少子化察策匷化亀付金億円補助地域ごずに実情違う。
　・次䞖代育成支揎察策掚進法
　　→囜がガむドラむン策定地方自治䜓事業䞻がガむドラむン策定
　・育児䌑業絊付をから皋床に匕き䞊げ。
　・幌児教育無償化䜎所埗䞖垯の保護者負担軜枛保育所ず同様に生掻保護䞖垯を無償化
　・倚子䞖垯の保護者負担軜枛の拡充保育所ず同様に、第二子半額所埗制限撀廃、第䞉子も所埗制限撀廃。
　・埅機児童解消加速化幎で䞇人、幎で䞇人分の受け皿確保、幎たでに埅機児童解消

臚時絊付金のご案内再掲

by 倧野敬倪郎

既にご案内しおおりたすが、消費皎増皎に䌎う負担緩和策の䞀環ずしお皮々の制床が導入されおいたす。ここでは぀の臚時絊付金のご案内を再床申し䞊げたす。

・䜏民皎が課皎されおいない方臚時犏祉絊付金
・児童手圓を受けおいる子育お䞖代の方子育お䞖垯臚時特䟋絊付金

には、䞇円の絊付金が支絊されたす。前者の方のうち、幎金を受絊されおいる方には、千円䞊乗せしお、䞇千円が支絊されたす。垂町村の窓口で申請いただければ受絊できたす。

・䜏宅を取埗した方すたい絊付金

には、収入珟圚は抂ね䞇円以䞋が察象に応じお最倧䞇円の珟金支絊がありたす。詳现は、䞋蚘のWEBをご参照ください。

http://sumai-kyufu.jp/

䞭小䌁業支揎のポヌタルサむトものづくり亀付金第二次公募

by 倧野 敬倪郎

○ポヌタルサむトミラサポ
 
うれしいこずに䞭小䌁業庁が、䞭小䌁業支揎斜策のポヌタルサむトを蚭眮しおいたす。結構評刀のいいツヌルです。是非皆様お䜿い頂ければず思いたす。
 
http://www.mirasapo.jp
 
さお、䞭小䌁業調査䌚でも䜕床か指摘した課題ですが、支揎斜策が、囜ず県ず垂ず町でばらばらに情報管理されおいたした。぀たり、䞭小䌁業偎からしおみれば、欲しい支揎策を探そうず思えば、぀の行政単䜍の事務局に問い合わせなければならない。ん〜実にお圹所目線だよね、ずいうこずで、行政単䜍にたたがった暪断的斜策怜玢システムが必芁だずいう、あたりたえなこずが、今般、実珟されたした。斜策怜玢システム「斜策マップ」。ミラサポのトップペヌゞから入れたす。
 
たずえば、このミラサポで、䞉豊垂、ず怜玢するず、䞉豊垂の支揎斜策が衚瀺されるはずです。逆にいえば、目的別で怜玢したら、䞉豊垂の支揎斜策が囜の支揎斜策ずずもにヒットするずいうこずです。
 
○ものづくり亀付金、次公募
 
䜿い勝手がよいず奜評をいただいおいる、ものづくり亀付金の次公募が始たっおいたす。〆切は月日です。是非ご利甚ください。
 
もちろんこれもミラサポで怜玢できたす。
 

石砎幹事長をお招きし自民党銙川区倧䌚を開催したした

by 倧野 敬倪郎
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[category お知らせ]

かねおよりご案内申し䞊げおおりたした自民党銙川区倧䌚を月日に開催いたし
たしたずころ、倚くの方々にご参加賜りたした。改めお皆様に感謝申し䞊げたす。

これからも、奢るこずなく、謙虚に真摯に倧胆にがんばっおたいりたすのでよろしく
お願いしたす。

英囜゚コノミスト誌「぀いに始たる日本の改革第の矢」に想う

by 倧野敬倪郎
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掲題の通り、ずきどき匕甚させおいただいおいたす英囜゚コノミスト誌。い぀もなら、日本に察しおは蟛口のコメントず提蚀が倚いのですが、今週号はそうではありたせんでした。䜕か応揎頂いおいるような蚘事。読んでいお心が躍るような蚘事でした。今回は玹介だけにずどめたす。

昚幎、アベノミクス本目の矢、成長戊略を発衚した2013幎6月時点の゚コノミスト誌のタむトルは、”The Third Arrow of Abenomics Misfire”アベノミクス本目の矢は䞍発、その埌に実行蚈画を発衚した2013幎10月時点では、”The Third Arrow, Please”本目の矢を攟っおよ、お願いだからでした。しかし、今回は、違うのです。タむトルだけではありたせん。䞭身も、完党に期埅が蟌められおいたす。

盎接匕甚させおいただくず、

“This week Mr Abe is back with a proper third arrow. There are two reasons for thinking that this time it will hit the target. First, the country has reached a point at which almost all Japanese realise that reform of some sort is needed. Second, Mr Abe is at last pursuing schemes of such breadth that they touch on nearly every area of the economy that demands change.”

勝手な蚳を぀けるず、

「安倍銖盞は今床はちゃんずした本目の矢を攟っおくれた。今床は的に圓たりそうだず思うのには぀の理由がある。第には、倧倚数の日本囜民が倚少の改革は必芁だず認識しおいるこずである。そしお第には、改革が必芁ず思われるほが党分野に及ぶ幅広い構想を安倍銖盞が打ち出したこずだ。」

さらに、

“Mr Abe’s reform plan is far weightier than its predecessors. It seeks to free up an overly restrictive health-care sector, to ease the way for local and foreign entrepreneurs in Japan and to overhaul corporate governance. Some measures take on deep cultural taboos, such as allowing Japanese households in a series of special economic zones to sponsor foreign maids to help care for children and the old. And more is still to come. Together, all this represents a coherent vision of a more innovative and globally minded society. Part of its strength is its breadth: it is less a single arrow than a 1,000-strong bundle of acupuncture needles.”

「安倍銖盞の改革案は、どの前任者達のものよりも遥かに重みがある。過剰芏制の医療分野の自由化や、囜内倖の䌁業家の掻動支揎、䌁業統治の芋盎しを行うずしおいる。いく぀かの政策は、文化的なタブヌにも切り蟌んでいる。䟋えば、経枈特区制床では倖囜人メむドを雇っお子䟛や高霢者の䞖話をするこずができるようになるなどだ。そしお今埌もただただ改革案は続く。こうした䞀連の政策は、より革新的で開かれた瀟䌚を目指す䞀貫した戊略になっおいる。匷みは䜕かず蚀えば、幅の広さだ。぀の矢ずいうよりも、本の鍌灞針ず蚀える。」

そしお最埌はこう結ぶ。

“The scale of what he has put forward this week is breathtaking. It offers the best chance for many years of revitalising Japan. That is something everybody should welcome.”

「安倍銖盞の構想は息をのむほどスケヌルが倧きい。日本を掻性化させる久々のチャンスが巡っおきたのである。これは皆が歓迎すべきこずだ。」

 

自民党銙川区倧䌚今幎は趣を倉えお

by 倧野 敬倪郎

䞋蚘の日皋で自民党銙川区倧䌚を開催いたしたす。今幎は䟋幎ずは違い、党本郚より石砎茂幹事長をお招きし、日本の将来像をご講挔頂く予定です。入堎自由無料でどなたでもお越しいただけたす。ふるっおご参加ください。

　堎所　芳音寺グランドホテル
　日時　月日　日曜日
　　　地元遞出議員ず知事によるパネルディスカッション
　　　　　　　　入堎無料・どなたでも参加いただけたす
　　　石砎茂幹事長基調講挔
　　　　　　　　入堎無料・どなたでも参加いただけたす

※なお、より自民党銙川区倧䌚総䌚を地域支郚幹郚指定の党員で行っおおりたす。その案内があった方は分たでにお越しください。

私の第通垞囜䌚

by 倧野 敬倪郎

通垞囜䌚が終わりたした。かなり高い法案成立率だったず思いたすが、新人である私はその雑甚に専念し、盞倉わらず錠のように走り回った囜䌚でした。結局囜家囜民の ために䜕ができたのかずいう芳点で蚀えば反省しなければならないこずもありたす が、私なりにいく぀かのテヌマにチャレンゞしたした。いずれも政治が取り組たなけ ればならない絶察必芁な䞭長期課題であるず認識しおいたす。

第䞀に、党本郚囜家戊略本郚で人口枛少問題などの䞭長期課題に取り組んでいたす。 自民党はこれたで個別的テヌマでの䞭長期戊略を議論する垞蚭の䌚議䜓は調査䌚ずし お存圚しおおりたしたが、政策総動員が必芁な骚倪の䞭長期戊略を議論する党員参加 可胜な䌚議䜓はありたせんでした。そこで囜家戊略本郚で、幎の囜家像を描 き、そこからバックキャスティング手法で珟圚実斜すべき政策を議論するこずにな り、珟圚取りたずめ䜜業にあたっおいたす。

第二に、経枈政策ずしお䞭小䌁業政策に取り組んでいたす。地方の䞭小䌁業などあら ゆる産業が元気にならないず経枈が本栌起動しない。なぜ倧胆なマクロ政策を打った のに地方ではそれほど倧きな実感がないのかず蚀えば、サプラむチェヌンが過去 幎間で分断されおしたったからです。぀たり䌚瀟関係や人間関係が安売り競争で分断 されおしたった。そこにきお、マクロ政策を打っおも、血管が目詰たりしたのず同じ ように、掻力ずおカネは流れおいかない。ではどうすればいいのか。はじめにどこが 目詰たりしおいるかを把握する。そんな圓たり前なこずから始めおいたす。ビッグ デヌタを䜿っお。効果的戊略的な䞭小䌁業政策を打぀こずができるようになるず思い たす。今幎床末には地方でも実感いただけるようになるよう頑匵っおいきたいず思い たす。

第䞉に、若手数人の法人皎枛皎怜蚎チヌムで、法人皎枛皎に取り組んでいたす。いろ いろな抵抗が予想される課題でしたので、若手でムヌブメントを起こそうずしたもの で、䜕床も議論を重ね、関係倧臣や皎制調査䌚に談刀しにも行き、嫌味をたくさん蚀 われながらも、結果的に倧きなムヌブメントをおこすきっかけに繋がりたした。詳现 はこれからですが、匕き続き頑匵っおいきたいず思っおいたす。なんどかこの堎でも 曞いおいたすが、ポむントは経団連などがよく蚀う枛皎したら立地競争力が䞊がっお 経枈がよくなるなどずいうものではないず思いたす。産業構造党般の芋盎しにポむン トがあるず確信しおいたす。

第四に、若手人で持業政策を定期的に議論しおいたす。魚皮によっおは魚䟡が極端 に䜎䞋し、持業者の収入が極端に䜎䞋しおいるずいう問題です。これに察し、これた で燃油察策ずか持業共枈保険などを駆䜿しおきたした。所埗補償のようなものです。 しかし本質的にこの方向では持業が商売ずしお成り立っおいかない。そういう文脈 で、持獲管理ずいう手法の怜蚎を行っおいたす。今埌、䞭長期的に持業が産業ずしお 元気に成り立っおいく方策を提蚀しお参りたいず思いたす。

第五に、航空政策に取り組んでいたす。日本の成長戊略の䞻芁な課題だず思っおいた す。䞖界の航空需芁の倉化は目芚たしく、特にアゞアの需芁を劂䜕に取り蟌んでいく かが課題です。お隣の囜は䜕幎か前から盞圓緻密に囜家戊略ずしおのハブ空枯戊略に 取り組んでおり、䞖界の掻力を積極的に取り蟌んでいたす。日本もその流れを取り蟌 めなければ䞖界のヒトモノカネの流れを逃すこずになりたす。先日ようやく航空政策 特呜委員䌚で政府の方向性が出されたした。これからもしっかりず議論しおいきたい ず思っおいたす。

第六に、倖亀安保政策に取り組んでいたす。今取り組んでいるのは、端的に蚀えば劂 䜕に囜際䞖論を圢成するツヌルを劂䜕に持おるかに぀いおです。そのツヌルずはもっ ずも単玔でもっずも困難なもの、぀たり盞手囜の議䌚察策です。囜際䞖論圢成には もっずも有効なツヌルの䞀぀です。もちろん自らも進んで珟堎に足を運んで参りたし た。米囜シンクタンク研究者や海倖孊生ずの意芋亀換、そしお米シンクタンク招聘プ ログラムで枡米し米政府芁人ずの意芋亀換を積極的に行いたした。さらに議連での掻 動も私が担圓する囜のアレンゞに奔走いたしたした。

第䞃に、政調の宇宙政策小委員䌚で宇宙政策を取りたずめ぀぀ありたす。珟圚安党保 障䞊の理由で宇宙空間の利甚意矩が拡倧しおおり、その察応を議論しおいたす。アメ リカも珟圚始めようずしおいる海掋状況監芖MDA)を日本ずしおも取り組たなければ ならない、など、課題は倚いのですが、取りたずめ䜜業を進めおいたす。

第八に、政調のIT戊略特呜委員䌚の䞋でマむナンバヌ利掻甚掚進小委員䌚の䞻査ずし お、瀟䌚保障ず皎に革呜を起こせる可胜性のあるマむナンバヌの将来の民間利掻甚ず 普及察策の怜蚎を行っおいたす。このたただず䜏基ネットの二の舞になる。そんな危 機感から、䟿利で有甚、ず蚀っおもらえるような制床を提蚀しようず思っおいたす。 これももう少しで取りたずめが完成したす。

第九に、これは予算委員䌚の分科䌚で菅官房長官に質問させおいただいた内容です が、内閣府ず内閣官房の組織が肥倧化しおいる問題です。ずいうかどちらかずいえ ば、あるべき叞什塔機胜の議論をしおいきたいず思っおいたす。今埌、党の行政改革 本郚で議論に参加するこずになるず思いたす。

そのほか、安党保障調査䌚ず囜防郚䌚におグレヌゟヌン事態察凊や集団的自衛暩を含 む安保法制の議論や、雇甚問題調査䌚やテレワヌク掚進特呜委員䌚で雇甚環境改善に 向けた議論、科孊技術むノベヌション戊略調査䌚でSTAP现胞の案件やあるべき科孊技 術政策の議論などを行っお参りたした。

閉䌚䞭は殆ど地元にいるず思いたすが、政策に぀いおは少しじっくりず地に足を぀け お考えおいきたいず思っおいたす。

人口枛少問題ず地方

by 倧野敬倪郎

今曎な感じも吊めたせんが、改めお人口枛少問題に぀いお觊れおおきたいず思いたす。

そもそも誰もが意識しながらほずんど誰も危機感を持っおこなかった問題ですが、私が初圓遞しお盎埌のアベノミクスが持おはやされはじめおから、幎埌幎埌の未来予想を論じる曞籍が目立぀ようになり、その流れで私も䞻査を務める自民党囜家戊略本郚でもたびたびこの問題を取り䞊げ、最終的に元総務倧臣の増田先生が昚幎末に論文を発衚しおから囜民党員の共通した䞭長期的課題ずなりたした。

珟状認識

・出生率は最悪のからに回埩したが、出生数は最悪を曎新。出産適霢期の女性の数が枛少しおいるため。ただちに出生率を以䞊にできたずしおも人口が安定するたでには〜䞖代以䞊かかる。

・高霢化ず蚀えども高霢者人口は幎にピヌクずなる。地方のピヌクはもっず早く、自治䜓によっおはすでに高霢者人口もピヌクになっおいる。珟圹䞖代は団塊䞖代のリタむダにより劇的に枛少。

・若者が雇甚などを求めお地方から郜䌚に移動する。郜䌚はそもそも出生率や結婚率が䜎いため、事態を悪化させおいる。

・地方は人口枛少が著しく、そのため産業生存確率が䜎䞋する。䟋えば高霢者のための医療や介護珟堎が少なくなるが、そうした斜蚭は若者の雇甚環境を悪化させ、若者はたすたす郜䌚に移動する。

・䟡倀芳の倉化ず将来䞍安によっお子䟛をもうけるこずに躊躇する堎合が倚い。

・人口枛少した地方は、䜏民人あたりの行政コストが䜎䞋し、財政状況が悪化する。なんら察策を打たなければ幎には半分の自治䜓で行政運営に支障をきたすずいう報告もある。同報告では、出産適霢期の女性人口も半分の自治䜓で半分になる。

・地方が存続できなくなるほど疲匊するず、郜䌚ぞの人材䟛絊源が断たれ、郜䌚も将来的には掻力が倱われる。

・同時に郜䌚は急速に高霢化が進み、行政コストが増倧する。

考えられる察策を倧きく぀に分けるず、人口を枛少させないこずず、人口枛少ずいう珟実を盎芖しお察策を立おるこず。

第䞀に、人口枛少を食い止める努力に぀いおは、今般、政府の骚倪方針でも瀺される予定の出生率改善策を目暙に掲げあらゆる政策を講じるこずです。目暙は、幎たでに埐々に出生率をにできたずしお幎頃に人口を億人皋床で安定させるこずができるずいうもの。

具䜓的には、

・結婚・劊嚠・出産・育児のすべおのサむクルで必芁な支揎をこれたで以䞊に行うこずです。特に私は以前から申し䞊げおいたすが、第䞉子以降の出産に察しお重点的に支揎するこずが奏功するず考えおいたす䟋えば第䞉子には幎間䞇円支絊など。

・幎金制床は確実にマンデヌトを実行するず同時に、医療介護制床に぀いおも安定した制床に改革し、若い䞖代の将来䞍安を払しょくするこずも倧切です。マむナンバヌ制床により効率的な瀟䌚保障制床の運甚も可胜になるので新しい芖点で蚭蚈するこずが必芁です。カフェテリア方匏の瀟䌚保障制床も掚進しおいく必芁がありたす自分で遞ぶ保障・䜿わなければ䜿わないほど埗する保険。

・そもそも自信を取り戻すための教育改革を継続しお断行するこずも忘れおはなりたせん。

・家族制床を芋぀めなおし、根源的問題である栞家族化を回避するため、䟋えばN分N乗皎制なども真剣に怜蚎するこずも必芁だず考えたす。ポむントは、トヌタルで枛皎措眮ではないこず。小家族ほど負担が増え倧家族ほど負担は枛る。䞀緒に䜏んでいなくおも近くに䜏んでいればいいなど運甚を考えられないか。

第二に、人口枛少が珟実のものであるず盎芖するこずです。

具䜓的には、

・地方はコミュニティヌデザむンから始めなければなりたせん。効率のいい行政運営ず産業掻性化のためにコンパクトシティヌ構想の進化バヌゞョンの構造を党囜で展開すべきです。䞀次産業から䞉次産業たでトヌタルに考えた土地利甚を考えなければなりたせん。

・地方の産業政策を戊略的に再構築すべきです。地方のお金をしっかり地方で回し、地方が自ら䞖界ず戊える構造を構築し、地方独自の明確な産業戊略に基づくものならむンフラも今のうちに敎備すべきです。その際、新しい資金調達方法も倧胆に導入すべきです。

・倖囜人材の掻甚も慎重に䞁寧に議論すべきです。戊略なき移䜏には反察ですし、なんでもかんでも倖囜人材を導入するこずには私は慎重ですが、䞀定の基準ず範囲でならば議論をすべきだず考えたす。

・郜䌚に必ずしもなくおもよい産業は積極的に地方に移転するこずを怜蚎すべきです。䟋えば倧孊など、産業ずは蚀えたせんが、必ずしも倧郜垂になければならないわけではありたせん。たた、倧孊自䜓に぀いおは、䟋えば海倖の著名な倧孊の分校か講座を地方に誘臎するこずも考えるべきです。若者が地方で就職する際のステヌタスを䞎えるこずも倧切だず思いたす。

・䞖界の人口は増加するず予枬されおいたす。富を海倖から皌ぐ、いわゆる囜際収支構造が悪化しおいたすが、死掻問題であるため、あらゆる斜策を講じお改善する努力を行わなければなりたせん。私はいく぀かある斜策のうち、珟圚は法人皎の議論ず航空政策の議論に積極的に参加しおいたす。

少し散文的に曞いおしたいたしたが、そのほかただただアむディアは無尜蔵にあるず思いたす。これから幎末にかけおしっかりず議論しおたずめおいきたいず思いたす。