経済安全保障等担当内閣副大臣を拝命しました。

岸田内閣の発足に伴い、経済安全保障や防災等を担当する内閣副大臣を拝命いたしました。小林鷹之大臣と二之湯智大臣を小寺政務官と共にお支えし、何があっても安心安全をお届けできる体制の構築に緊張感をもって取り組んでい参りたいと思います。

担務は、小林大臣の下では経済安全保障のほか、宇宙、科学イノベーション、健康医療など、そして二之湯大臣の下では防災、海洋政策、国家公安委員会、国土強靭化、領土問題、国家公務員制度などです。いずれも内閣府らしく、他省庁などと連携し政策を進めて参りたいと思います。

小林大臣所掌分野

経済安全保障は、着任以前から党新国際秩序創造戦略本部(岸田文雄本部長ー現総理及び甘利明座長ー現幹事長)において、小林鷹之事務局長(当時)(現大臣)の下、事務局次長として戦略策定に向けた議論を相当な時間をかけて行ってまいりました。小林大臣の熱意に大きく心を動かされたものです。極めて新しい概念の担務であり、困難は予想されますが、改めて政府の一員として引き続き小林大臣をお支えしつつ、国の安全安心を経済面から構築していく仕事にやりがいを感じています。

宇宙も、小林大臣とともに、着任前から取り組んでおりました。特に感慨深いのは、共に取り組んだ宇宙資源法の制定です。党宇宙海洋開発特別委員会(河村建夫委員長)で、私は同委員会の事務局長並びに宇宙法制化検討PT幹事長として、小林大臣は当時、この法制化PTの座長として、相当な熱意をもって法案成立に駆け回りました。これから、政府として施行を見届けますが、そのほか、現行の宇宙基本計画並びに工程表を確実に実行して参りたいと思います。

科学技術イノベーションは、初当選当初から党科学技術イノベーション戦略調査会で渡海紀三郎会長の下、日本の将来の富の源泉を確保すべく取り組んで参った分野です。ここでも、小林大臣とは日本学術会議等の在り方を含め、日本の国益に資する政策の議論を長らく行ってきたものです。

健康医療戦略については、昨年から蔓延する新型コロナウイルス感染症と対峙するために取り組んできたものに関連する分野です。国産ワクチンや治療薬などの開発製造について、あるべき国家体制を党社会保障制度調査会創薬力強化育成PT事務局長として取り組んで参りました。また医療提供やワクチン配布の合理的効果的なオペレーションの提言を、それぞれ党コロナ対策本部PT事務局長として取り組んでまりました。実は、この分野でも、小林大臣は党コロナ対策本部ガバナンス小委員会で感染症に対する万全の国家体制を確立するための議論を事務局長として進めて、大いに刺激を受けたものです。

二之湯大臣所掌分野

防災については、防衛大臣政務官在任中に得た現場での経験を最大限生かして、二之湯大臣をお支えして参りたいと思います。課題は、防災デジタル化と対処の迅速化や合理化を政策面で確立すること。それに加え、防災上の発災シナリオは経済安保戦略上のリスクシナリオの一部に入るはずであり、両者がシームレスに接続できるよう俯瞰的に取り組んで参りたいと思います。

国土強靭化については、防災という政策の概念が、近年多発する自然災害に対して、被災後にどのように国民の安心安全を担保するのかに着目したものであるとすれば、災害が発生しても被災しない、あるいは被害を最小限に食い止めるための主にハード面での政策だと理解できます。ただでさえ老朽化の進むインフラですので、前菅政権で有難いことに確立していただいた5か年計画の着実な実施に努めて参りたいと思います。

国家公務員制度については、志望者数の減少や離職者の増加を解決することが何よりも先決です。長時間労働根絶と働き方改革を通じて、誇りをもって国家運営に勤しめる体制構築を目指していきたいと思います。また国民の安心安全を担保するため、各所掌公務員がいつ何時でも対応できるよう定員の戦略的配置について考えていきたいと思います。

国家公安委員会については、日本は世界の中でも治安のよい国だと言われているものの、近年は特殊詐欺、ストーカー、DV、児童虐待に加え、サイバー犯罪も深刻化しています。また、人口減少に悩まされる地方においての最大の課題が高齢者のモビリティ―であることを踏まえて、必要な施策に取り組んでいきたいと思います。

領土主権対策については、北方領土は北方対策本部と連携しつ、また竹島や尖閣についても、我が国の立場を内外に発信するなど啓発活動に注力して参りたいと思います。その他、海洋政策、有人国境離島、重要土地法、国際的マネーロンダリング防止のためのFATF勧告を踏まえた国内法整備、など、担務は広く全て重要課題でありますが、全てを一つ一つを深掘りすることは困難かとは思いますので、時間軸の中で必要な政策に取り組んで行きたいと思います。

最後になりましたが、こうした重要事項に取り組める機会をお与えいただきました地元の皆様に最大の感謝を申し上げたいと思います。