国際展示場とリチウムを考える

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ビッグサイトで開催された新エネルギー展にお邪魔いたしました。エネルギー問題が叫ばれている今日、再生可能エネルギーへの期待がますます高まっておりますが、展示会を見た限り技術開発はかなり盛んに行われていると感じました。

2点。

1つは国際展示場の問題。ビッグサイトは東京ドーム2個分とか。ずいぶん巨大な会場だと思っていましたが、世界のなかではかなり小さい会場になりつつあるそうで、面積のランキングは68位程度。ヨーロッパや中国などには5倍以上の会場がいたるところにできているそうです。こうなれば、国際展示会が他国に流れる可能性がずいぶんでてきます。しかも今回の展示会は来場者が8万人、海外からは1万人、飲食宿泊の経済効果だけでも73億円規模ですから、もう少し広い会場を早急に整備する必要があるでしょう。稼働率も目一杯だそうなので真剣に考える時期なのかもしれません。

もう1点。電池など蓄電システムも開発を急がなければなりませんが、蓄電でもっとも身近なのがリチウムイオン電池。その原材料は当然リチウム。その調達先はチリとアルゼンチンで100%だそうです。あとは中国が生産しているそうですが、安定調達を考えれば他国にもお願いをしたほうがいいと感じます。そこで立ち寄ったのがカナダリチウムという会社のブース。