官民農業ファンドの枠組みを推進しよう!

農家や漁師が、商品の加工・販売・流通など需要開拓的な事業多角化を行った際、それを6次産業化と言うそうです。これは絶対に必要なことだと思っています。なぜならば、前回も申し上げたとおり、一次産業は需要サイドが必要で、生産者も需要側も流通も加工業者も、需要と供給のギャップを如何に埋められるかが勝負だと思っているからです。

しばらく検討が進んでおりました新しい一次産業応援ファンドを創設する関連法案が閣議決定されました。今通常国会にでてきます。うまく行けば今年10月くらいから創設される予定です。

詳しいスキームは下記の通りです。地方行政や金融機関、関連業種の関係者の皆様も是非注意深くウォッチしておいて頂きたい内容です。

農林漁業成長産業化ファンド(仮称)農林省事業
http://www.maff.go.jp/j/budget/2012/pdf/kettei_b020.pdf

簡単に申し上げれば、政府・地方自治体・農協・地元金融・地元企業の共同出資の形をとり、見込みのある事業者に出資をするもの。

民主だ自民だという意見もあるかと思いますが、いいのものはいいと思います。

今後議論をしっかりとウォッチしていきたいと思います。