南アフリカ共和国の元大統領、ネルソン・マンデラ氏のご逝去の報に接し、謹んでお悔やみ申し上げます。
インビクタス負けざる者たちという映画をご覧になった方も多いと思います。映画ですからどれだけ真実なのか知る由もありませんが、マンデラの強靭な精神力には言葉では言い表せない思いが残ります。
マンデラは若い時から反アパルトヘイト活動家として頭角をあらわしますが、1964年に国家反逆罪で投獄され、1990年までの27年間、牢獄で過ごすことになる。しかし、この間、人種差別撤廃への強い意志は変わらなかった。その強靭頑健な意志を支えたのが、ウィリアム・アーネスト・ヘンリーの詩。
I am the captain of my soul. I am the master of my fate.
(我こそは、わが魂の指揮官なり、わが運命の支配者なり。)
この詩は永遠に忘れられないものです。私の心の座右の銘です(心のとしたのは、「貴方の座右の銘は何ですか」と聞かれてこれを答えるとキザッぽいので)。
改めて心よりお悔やみ申し上げます。