農業用ため池対策の推進に関する法律が本日成立いたしました。法律の名前は「防災重点農業用ため池に係る防災工事等の推進に関する特別措置法」です。
何の話かは、先に記事に書きましたので、ご参照ください。
まずは関係者の皆様に心から感謝申し上げます。特に立法検討PT座長の谷公一先生はじめPTメンバー、農業農村基盤整備議連幹部の先生方、農林関係幹部の先生方、国対関係の先生方に最大の感謝を申し上げたいと思います。こう書きますと自分がやった的に聞こえますが、全然そういうことはなく、法律の中身はPTメンバーが起案、国会プロセスは農林委員会の役員の先生方や国対の先生方が行ってくれました。まったく至らぬ事務局長を支えて、と申しますより、成り代わって縦横無尽の活動を頂きました、進藤かねひこ先生、宮崎まさお先生には頭があがりません。このお二人がいらっしゃらなければ困難を極めたのだと思います。流石は土地改良に詳しいお二人であります。
法律の目的は、水害などの災害から国民の命と財産を守るために、防災工事を集中的・計画的に進めることです。西日本豪雨の例をひかなくても命の面から工事促進派必須ですし、コストの面でみても決壊してから改修するより事前に改修したほうがコストは削減できます。
簡単に内容をご紹介いたしますと、国が基本指針を定め、その指針に基づき、各都道府県知事が法定の基本計画を策定、それとともに対象となるため池を指定。そのなかで、県は市町村などとの役割分担、地震や豪雨の耐性や老朽化の耐性評価、などを定め、また県に市町村などの実施団体への支援を求める一方で、国から地方自治体への財政支援に関する配慮を国に求めています。
豪雨災害に備えて引き続き努力してまいります。
■法律の概要
■国会内に設置されたため池協議会
■党の最上位政策決定機関である政策審議会にて法案審査を受ける
■国会対策委員長への説明
■総務会長への説明