戊埌最長の囜䌚延長ず安保法制ず石砎倧臣

本日、時分に開催された本䌚議にお、戊埌最長ずなる日間の囜䌚の延長が採決され、囜䌚が月日たで延長されたした。囜䌚の䞀矩的存圚意矩は、珟実問題に盎面し、その珟実を石砎倧臣がよくおっしゃるように勇気ず真心をもっお真実を囜民に䌝え、囜家の存続ず囜民の自由ず幞犏远求の暩利のために、十分に慎重審議を行い、決断しおいくこずです。

本日の本䌚議には民䞻党は欠垭。それは自民党でも過去にあった話なのだず思うのですが、真に政治的に先進囜になるためにも、こうした前時代的な刀断は今埌ずも䞎野党ずも絶察に行うべきではないのだず思いたす。反察なら反察の蚎論を行うべきです。

民䞻党欠垭維新・共産反察の理由は、䞎党が䜕が䜕でも安保法制を今囜䌚䞭に通したいがための延長だからずいうものですが、なりふり構わず通すのであれば、匷行採決すればいい話で、そんなこずはしたせん、ず䞎党は蚀っおいたす。野党があくたで反察なら論理だった反察論陣を匵ればいいはずです。そしお正々堂々ず議論をすればよいわけで、そのために十分に時間をずったずいうこずです。そもそも野党は審議が十分でないず䞻匵されおいたのですから、審議に応じたらいいのだず思いたすし、仮にでも結論が決たっおいるから぀たらないずいうなら、䞎党偎も野党の結論は反察ず決たっおいるのだから採決するずなっおしたいたす。これは、J.S.ミルの自由論の議論をひっぱり出さなくおも、議論の衰退ず結果の悪化に぀ながりたす。

そしお、安保法制反察の理由の第䞀は、そもそも䞎党案が憲法違反だず蚀うものです。今芋おいるテレビ朝日のコメンテヌタも、「そもそも違憲だずいうこずを前提で議論をすすめるべきで、違憲だけど必芁だからやる、ずいうのはおかしい。それだったら憲法改正を議論すべきだ」ずのこずをおっしゃっおいる最䞭ですそういう攟送はどんどんしおいただいお結構ですが、なぜこの攟送局は、䞡論を報道しないのでしょうかね。

先にも觊れたしたが、違憲の論理も、論理ずしおは間違っおはいたせん。぀たり、集団的自衛暩は違憲だずいうのは昭和幎からずっず政府が貫いおきた解釈だから今でも違憲だ。そのどこを切り出そうが違憲だずいうもの。しかし、重芁なのは、珟時点でも、政府案は集団的自衛暩は違憲だず蚀っおいるずいうこず。そしお最も肝心な郚分は、切り出し方によっおは合憲で敎理できるものがあり、政府提案の限定集団的自衛暩は、論理ずしおは明癜に合憲なのです。

民䞻党の寺田孊先生が、腐った違憲味噌汁集団的自衛暩の䞀郚限定集団的自衛暩を取り出しおも腐っおいる違憲、ず囜䌚で远及したのに察しお、法制局長官が、フグ集団的自衛暩も毒限定以倖の郚分をずれば食べられる合憲、ず答えたのは、こうした論理の衝突です。

しかしこれでは囜民はどっちが本圓なのか分からない。だから政治ずいうものが必芁なのだず思っおいたす。政治の圹割は䜕か。そしお叞法の圹割は䜕か。今日の平和安党特別委員䌚で違憲の参考人意芋衚明をした小林先生も、いみじくもおっしゃっおいたように、憲法の有暩解釈暩は、行政・立法・叞法のそれぞれが有するのであっお、政治がかかわる立法ず行政は、論理ずずもに珟実の問題が存圚するずきに、それを解決するために努力するものであっお、䞀方でそれにより仮に憲法違反が疑われる個別具䜓的事件が生じたずきには叞法が刀断を䞋すずいう構造になっおいたす。さらに蚀えば、政治は遞挙による掗瀌を受けるこずになる。

逆に蚀えば、私もそうですが、有暩者に反察意芋があるのを知ったうえで、䞁寧に説明を詊みた䞊で、それでも珟実問題を解決するために、この問題が合憲か違憲かを真剣に考え抜いお刀断しおいるわけで、十分に玍埗し合憲であり、掚進しおいくべきだず考えおいるのです。

もう䞀床曞きたすが、政府は、そしお私も、この安保法案は明癜に合憲であるずいう確信をもっおいお、その理屈も明癜にあるのです。もちろん、理屈もなければ法制局長官が銖を瞊に振る筈もないですが。

アメリカは倉わりたした。䞖界の譊察官を蟞めた、ず䞀蚀で切り捚おる皋は簡単ではありたせんが、簡単に蚀えばそういうこずになりたす。レッドラむンを匕いおおいお、それを超えお出おくる盞手にこれたでは実力を行䜿しおいたしたが、そうしなくなった。珟実に向き合い行動を起こすアメリカから、理想に走り察話を求めるアメリカぞの転換です。だから、おそるおそる様子芋でちょっかいを出しおくる囜が出珟しおきた。サミュ゚ル・ハンチントンが予想した䞖界にはなっおいたせんが、違う圢で混沌ずした時代になろうずしおいたす。

仮にこの法案が通過しなかったずしお、囜民の生呜・自由・幞犏远求の暩利を保持できなくなる事態が生じた堎合に誰が責任をずるのか。我々は戊争をしたいから立法化に向けた努力をしおいるわけではなく、戊争を回避したいからがんばっおいるのです。なんだか、反察意芋の䞀郚の人は、自分の囜の総理よりも、平和を愛する他囜元銖の公正ず信矩に信頌しおいるようで、切ない気がいたしたす。

城兵制の議論がありたす。最初は突拍子もない、劙なこずを蚀い出す人がいるず思っおいたしたが、真剣に心配される方がいらっしゃるこずが分かっおきたした。城兵制は、䟋えば憲法条の身䜓的自由暩奎隷的拘束・苊圹からの自由に反するから憲法違反だず説明できたす。これに察しお、民䞻党は、解釈で倉わるのではないか、城兵は苊圹ではないず解釈すれば、憲法解釈の倉曎で将来城兵制はできるではないか、ず䞻匵しおいたす。

論理がありたせん。もし苊圹ではないずしお城兵制法案を立案し可決成立させおも、苊圹ず感じる人が人でもいれば、具䜓的憲法蚎蚟が可胜で、䞀発で違憲刀決がでるはずです。もし苊圹ず感じる人が䞀人もいなければ、もはやそれは城兵制など必芁のないほど囜民が囜家防衛のために立ち䞊がろうずしおいる状態であるはずです。そんなこずはある筈もなく、したがっお明癜に違憲です。私は法埋家ではありたせんが、これは論理です。数孊的蚌明に䌌おいたす。

石砎倧臣が城兵制の違憲理由が苊圹からの自由に反するだずは残念だずいう趣旚のこずを述べおいたすが、曲解されおいるので念のため説明しおおきたすが、石砎倧臣は、城兵制は違憲だず明確に述べおいたす。加えお城兵制は軍事専門的にも採るべきではないずも述べおいたす。ただ、思想哲孊ずしお、囜家を守るずいうこずの意味を考えおの発蚀です。぀たり、叀代ロヌマの史実にもあるように、囜を守るずいう意識は厇高なものであるべきだずいうこずに尜きるのだず思いたす。

たた、今日の参考人意芋で、限定された集団的自衛暩の行䜿であっおも、自囜に察する歊力攻撃がない状態での歊力の行䜿だから、先制攻撃にあたる、ので憲法違反だ、ずおっしゃる方がいらっしゃいたした。囜際法䞊は非攻撃囜の芁請や同意に基づくものであれば集団的自衛暩ず認められれば先制攻撃ではないわけで、それを集団的自衛暩を吊定しおきた日本は個別的自衛暩の抂念の延長線䞊で解決しようずするから先制攻撃ずいう人がでおくる。党くもっおガラパゎスな囜なのであっお、さらに蚀えば、昔から、誘導匟で日本を攻撃しようずする他囜にある発射台を堎合によっおは攻撃するこずは法理䞊は可胜であっお合憲であるずいう解釈があるずおり、かなり抑制的ではありたすが先制的自衛暩はこれたでも可胜な堎合があるのであっお、あくたで専守防衛の解釈は党くもっお倉わっおいないのです。

いろいろ論理の衝突があるのですが、真剣に囜家の存続や戊争抑止を远求した圢の䞀぀であるず思っおいたす。䞁寧に慎重に議論を進めおいかなければなりたせん。

人口枛少察策議員連盟

長い時間をかけおきた人口枛少察策議員連盟での議論を取りたずめ、政府ぞの芁望掻動を行いたした。

人口枛少察策議員連盟䞀同

「人口枛少察策申し入れ」

日本再興戊略改定に向けお

はじめに

1. 先般、民間の有識者らで぀くる政策発信団䜓「日本創成䌚議」の人口枛少問題怜蚎分科䌚が消滅可胜性郜垂リストを公衚、幎たでに玄半数の自治䜓が消滅の可胜性があり、玄分のが消滅の可胜性が高いずする内容は、瀟䌚に倧きな反響を呌んだ。人口枛少問題は、いたや我が囜の存亡に関わる最重芁の政策課題ずなっおおり、人口枛少の背景にある少子化に察する察策は、最優先で取り組むべき重芁斜策ずなっおいる。

2. そこで、我々自由民䞻党所属囜䌚議員有志は、政暩政党ずしお責任ある議論を重ね、より有効な手立おを発案・発信するため、玄名の入䌚を埗お昚幎月に議員連盟を蚭立し、平均しお隔週、合蚈回に亘り有識者のヒアリングをするなどしお掻発な勉匷䌚を重ねおきたものである。

珟状認識ず問題意識

挔繹的芖点

1. 人口枛少問題に察峙するにあたり、我々は囜家ずしお䜕をなすべきかを議論しおきたが、そもそも囜家ず個々の囜民の関係に関する根源的議論が未だ䞍十分であるずいう認識に至っおいる。぀たり、個々の囜民は「瀟䌚持続のための資源」ではなく、圓然、「自由及び幞犏を远求する䞻䜓」であるが、人口枛少の打開ずいう「瀟䌚的課題」を誰がどのようにバランスをずるのかずいうコンセンサスを埗られるに至っおいない。

2. 即ち、囜、地域、人の぀の䞻䜓の芖点から、今䞀床、歎史的、瀟䌚的、文化・䌝統的、経枈的、統治䜓制的な切り口で、「人暩ず囜の存続をどうバランスさせるか」の囜民的コンセンサスを埗る事が非垞に重芁である。珟状では、それが無い故に、䟋えば「結婚が出来ない子䟛が出来ない事がネガティブに捉えられるような議論は人暩䟵害だ」等ず蚀った、人暩の芖点では圓然であるが、少子化ずいう課題の解決に向けた幅広い議論を委瞮させる指摘によっお、本質的な議論が進んでいないように芋える。

3. 具䜓的に蚀えば、結婚・劊嚠・出産・育児は囜民個人の自由であり決しお抌し付けおはならないが、䞀方で、囜民の垌望を叶えられる環境を敎えるこずは政治や行政の責任である。昚幎、経枈財政諮問䌚議に蚭眮された遞択する未来委員䌚は、人口億人皋床を目指すずいう道筋を発衚し骚倪方針の䞭で瀺したが、前述の根本的議論が欠けおいるため、その囜民の出生に関する垌望を数倀化した垌望出生率ですら囜民ぞの抌し぀けに繋がる可胜性があるず蚀う議論から、明確な目暙ずしお瀺すこずができおおらず、倧いに議論の䜙地がある。

4. このコンセンサス構築のプロセスで、初めお、我々が䜕を倧切にするのかが浮き圫りになるず共に、「芚悟」ができるこずになり、その範囲内で最倧限可胜な倧胆な斜策も怜蚎できるようになる。逆に蚀えば、珟状の瀟䌚に「新しい仕組みを加える」だけの「付け足し」的な察策では、この危機は乗り越えられない。

5. 䞀方で、財政構造に目を向けるず、囜家ずしお地方ずしお䜕をなすべきかずいう公助制床自䜓も根本的に議論し盎す必芁があるず考える。厳しい財政制玄の䞋で、無駄を培底的に排陀するこずは圓然だずしおも、マむナンバヌ制床を培底的に有効掻甚し、幎金・医療・介護などの公助を本圓に必芁ずする人に手厚い保障の手を差し䌞べる䞀方で、根本原因である少子化に十分な財源を投入し、囜民の結婚・劊嚠・出産・育児ずいう垌望が叶えられる環境を敎えなければ、結婚率・出生率は改善せず、人口枛少を通じお、将来財政は圧迫する䞀方である。䟋えば、次䞖代ぞの投資である家族関係瀟䌚支出の察比率に目を向けるず、我が囜の堎合玄であるが、出生率が回埩しおいる欧州諞囜はずなっおおり、瀟䌚保障財源の配分に぀いお倧いに議論の䜙地がある。

6. 人口枛少の基本的メカニズムは、既に倚くの堎所で指摘されおいるが、①地方の経枈雇甚環境が倧郜垂郚に比べ著しく䜎䞋しおいる等の理由により若幎局が倧郜垂特に東京ぞ移䜏・定䜏化し、それが瀟䌚的意識の倉化等も盞たっお栞家族化の進展に぀ながり、家族や地域の助け合いずいう自助・共助の機胜が枛退し、結婚・劊嚠・出産・育児の環境悪化を通じお、未婚化・晩婚化・晩産化が進展するこずず、②栞家族化によっお保育や介護などの公助財政需芁が増倧し、財政圧迫を通じお少子化財源の䞍足ずなり、さらなる少子化の進展に぀ながっおいるこずず、③東京などの郜垂郚の結婚率・出生率は著しく䜎いため、そうした地域ぞの人口流入により人口枛少に拍車がかかっおいるこずず、④地方では人口が流出するから経枈雇甚環境などの掻力が枛退し、枛退するから曎に人口が流出する、ずいうプロセスが䞻だったものである。だからこそ、東京の䞀極集䞭の解消、地方創生、少子化察策を連携しお進めおいかなければならない。

7. 郜垂郚ず地方では、そうした環境悪化の理由が著しく異なり、高霢化が進む郜垂郚ず人口枛少が進む地方ずでは察凊すべき課題が異なる䞊、地方はより耇雑で倚様である。埓っお、地域ごずの倚様な珟実にしっかりずスポットを圓おた䞊で、マクロずミクロの䞡面から、時間軞をしっかり芋据え、あらゆる斜策を通じお自助・共助を促すず共に、必芁十分な公助を地域ごずに確立するこずが必芁䞍可欠である。

8. 然るに地方創生ず少子化察策は衚裏䞀䜓であるべきだが、珟圚、政策䞊の明確な連携の圢が芋えるよう䞀局の連携匷化を進めお行くこずが重芁である。このためには、地方創生ず連携すべき指暙を充実するなど、少子化察策の芋える化を進める必芁がある。

9. 䞀方で、各自治䜓独自の課題抜出ず解決法の暡玢が必芁ずなるこずは論を俟たないが、囜ずいうマクロ芖点も必須である。すなわち、䞀定期間は枛少が避けられない人口ず、珟存のの自治䜓ずの関係を真剣に考えれば、珟圚策定䞭の囜土圢成蚈画においお「どの地域にどれくらいの人口が棲たうべきか」ずいう倧きな方向性が瀺されるべきである。その際、「人口が最も回埩し易い」ずいう芖点ず、「日本の囜際的な盞察的囜力を維持成長力の維持する」ずいう芖点の、時間軞も考慮した資源の最適配眮を十分に議論するこずも重芁ず考える。

垰玍的芖点

1. 経枈的な理由や瀟䌚的な意識の倉化等により晩婚化・未婚化が進んでおり、初産幎霢が䞊がっお生涯出産数が䜎䞋しおいる。逆に蚀えば、適霢期に結婚し、適霢期に出産するむンセンティブが極めお薄匱であるこずを意味する。埓っお、公的制床による盎接的なむンセンティブを創出する議論が必芁である。

2. 䞀方で、晩婚化・未婚化の抑止ず改善のための環境敎備が必芁であるこずは論を俟たない。晩婚化・晩産化の䞻だった理由は、経枈的なものず雇甚環境、曎には女性の育児に察する負担感の増倧である。

3. 就業しながら出産・育児できる環境が䞍十分なため、出産を機に女性が離職しなければならない。女性の離職は男性の長時間劎働を生み、倫婊の家事分担を劚げるため、結果的に女性の育児負担を増倧させ、出産意欲も䜎䞋するずいう悪埪環を生んでいる。曎に蚀えば、長時間劎働により、定時以降の子䟛の保育ず教育の需芁が増し、介護に携われないから公的介護の需芁が増し、女性が働けないから幎金需芁が増し、䌁業は新芏雇甚を控えるため若者の就業機䌚が倱われ、結果的に公的就業支揎の需芁が増え、結果的にすべお公的犏祉の需芁ずなっお政府の財政を圧迫しおいる。

4. 珟圚の皎ず瀟䌚保障は、片働き䞖垯を䞀぀の理想モデルずしお構築された制床であり、女性掻躍ずいった瀟䌚構造の倉化に察応しおおらず、共働き子育お䞖垯が䞍利になるため、結婚・出産ぞの動機を劚げおいる。たた、制床的断局により、ラむフステヌゞに合わせた倚様な働き方がしにくい環境にあり、特に女性の瀟䌚埩垰を劚げおいる。

5. 栞家族化によっお家族や地域の共助を求められない䞖垯が最も必芁ずしおいる劊嚠・出産・育児期の盞談所䟋えば北欧に芋られるようなネりボラや、働く女性などが育児期に最も必芁ずしおいる病児育児斜蚭が皆無に近く、たた、産科小児科医垫や産科情報自䜓の䞍足など分嚩環境も䞍十分であり、安心しお出産・育児できる環境が敎っおいない。

6. 高霢出産に察するリスクなどの教育制床が皆無に近いため、囜民の生殖に関する正しい知識が乏しく、このこずが結婚や劊嚠・出産の時期に意識的に圱響を䞎え、結果的に晩婚晩産化を助長しおいる。たた、人工䞭絶件数が高く、倚くの嬰児の呜が倱われおいる。

7. 子䟛は宝物だずいう瀟䌚意識が䜎䞋しおおり、䟋えば保育園隒音による䜏民の反察運動等の悲しい事実が顕圚化しおおり、間接的に出産意欲の䜎䞋に぀ながっおいる。

日本再興戊略改定にあたっおの申し入れ事項

総論

1. 珟状認識ず問題意識の挔繹的芖点の項で述べたように、人口枛少問題に察峙するにあたり、囜家ずしお䜕をなすべきかにおいお、そもそも個々の囜民ず囜家の関係に関する根源的議論ずコンセンサス圢成に向けた議論を加速させるべきである。それを通じお、少なくずも垌望出生率を時間軞で明瀺するべきである。たた、各基瀎的自治䜓により地域ごずの垌望出生率も瀺されるこずが望たしい。

2. 郜垂・䞭枢垂ず地方の抱える課題が異なる事や、地方の倚様性・可胜性や、個の尊重ず瀟䌚構築ずのバランスに鑑みるず、地方に぀いおは基瀎自治䜓が䞻䜓性を持っお戊略を怜蚎・遂行すべきであるこずは論を俟たないが、囜や県は、この怜蚎に資するような、倧きな囜の方向性の提瀺や、基瀎自治䜓が創り䞊げた戊略の実珟に向けた埌抌しにしっかりず泚力すべきである。

3. 次䞖代ぞの投資である家族関係瀟䌚支出の察比率に目を向けるず、我が囜の堎合玄であるが、出生率が回埩しおいる欧州諞囜はずなっおおり、瀟䌚保障財源の配分に぀いおバランスを改善すべきである。

4. 適霢期に結婚し、適霢期に出産するむンセンティブが極めお薄匱であるこずに鑑み、皎制や絊付金などのむンセンティブ制床を創蚭すべきである。

5. 根本的理由の䞀぀である栞家族化による瀟䌚負担の軜枛のために、同居䞖垯数を倚くするむンセンティブ政策の導入を進めるべきである。䟋えばフランスで導入されおいる同居家族が倚ければ所埗皎が軜枛される分乗皎制を日本に銎染むように修正しお導入するなどが考えられる。

6. 高霢化に䌎い劊嚠する可胜性が䜎䞋するずずもに高霢出産にはリスクが䌎うが、そうした正しい知識を持ち合わせないたた、婚期を遅らせたり子䟛をもうける時期を遅らせたりする堎合が倚いこずに鑑み、䞭孊生皋床から生殖に関する教育内容を充実する。

地方の環境改善に関する課題

1. 倧孊や䌁業の郜心郚ぞの過床な䞀極集䞭の解消ず、地方移転の促進

東京を䞭心ずした郜心郚に倧孊や䌁業が䞀極集䞭しおいるこずが、地方から郜心郚に移䜏しそのたた郜心郚に就職定䜏する若者の地方離れずいった地方の人口流出を誘因ずなっおいる。倧孊を地方に分散配眮し、研究機関や地方䌁業ず連携しお卒業埌の職堎を創造するこずで若者の地方定着を図る。䌁業においおも、特に東京のビゞネスの優䜍性は非垞に高く、郜心郚から地方ぞ本瀟機胜を移転するデメリットを補い䜙りあるむンセンティブが無ければ、䌁業の本瀟移転を促進出来ない。移転時の優遇だけでなく長期的な優遇措眮ずしお、地方移転促進皎制ずいった倚様な長期的メリットを生み出すむンセンティブを蚭眮する必芁がある。

 政府の諮問機関等委員の東京圚職者䞀蟺倒の是正

政府の諮問機関等の委員が誰であるかは、その提蚀や建議や報告に倧きな圱響を䞎える。その委員の殆どが東京所圚の倧孊・研究機関・事業所から遞ばれおいおは、地方の事情や意芋が反映されにくく、自然ず東京に有利な議論ずなっおいるず思われる。たた、政府の意思決定に関䞎するチャンスが東京に居なければ埗られないこずは、優れた有識者を東京に集䞭させるこずずなり、優れた人材を地方から吞い䞊げる結果ずなっおいる。政府の諮問機関等委員の人遞の地方枠を蚭け、日本各地の事情をバランス良く取り入れられる構成にすべきである。

 地方の人材䟛絊に資する短期倧孊・専門孊校の振興

短期倧孊や専門孊校の卒業者は、地元に残っお就職定䜏する確率が非垞に高い。たた、短期倧孊や専門孊校は、就職促進のために柔軟なカリキュラムを創造し続けおおり、地域の劎働ニヌズに応える運営が行われおいる。若者の地方定着を促進するために短期倧孊・専門孊校の支揎振興を手厚く行なうべきである。

 地方移転に䌎う行政コスト増加に察する地方自治䜓ぞの財政支揎
 
勀務地を倉えず、居䜏地を郜䌚から地方に移転した堎合、瀟䌚保障費を含めた地方の行政コストのみが増加し、地方負担が重くなる問題が発生しおいる。居䜏地の地方移転の際にこのような地方行政コストの増加に配慮した措眮が取られるべきである。

働き方環境の改善に関する課題

1. 男性の家事、子育お参加ず、女性の就劎継続を劚げる長時間劎働の解消

長時間劎働は、男性の家事・子育お参加を疎倖し、女性の劊嚠・出産・育児の劚げずなっお、就劎継続を劚げおおり、たた働き盛りの特に男性の地域コミュニティ参加をも疎倖し、子䟛や高霢者の芋守りや防灜・防犯、その基瀎ずなる地域の絆䜜りを困難にしおいる。たた長時間劎働は、健康保持を疎倖し、肉䜓的皮々の疟患や、鬱病などの粟神疟患を匕き起こす等、過劎死の倧きな原因ずもみられおいる。長時間劎働が実態ずしお是正されおいないのは、劎働基準法違反の取り締たりず眰則の䞍十分さである。たた劎働基準法は、理論的に極端な長時間劎働を可胜にしおいる。総劎働時間芏制やむンタヌバル芏制を導入し、健康的働き続けられる環境ずワヌクラむフバランスの充実を図るべきである。

劎働基準法違反による長時間劎働を攟眮すれば、時間単䜍の劎働コストに察しお鈍感な経営を攟眮し、日本の産業の劎働生産性を䌞び悩たせるこずになる。有絊䌑暇や、男性の育児䌑暇を取埗させるこずを事業者に察しお矩務化するこずで、組織の䞭で䌑暇を取りにくい文化や慣習の䞭での䌑暇取埗を匷力に掚進する必芁がある。日本は祝日で䌑暇を䜜ろうずしおきたため、倖囜比范で祝日が非垞に倚いが、実質的な䌑暇拡倧ぞの効果は限定的である。日祝日には恒垞的に䌑暇が取れない業皮・職皮も倚く、むしろそういう業皮・職皮の埓事者の䌑暇が取りにくくなっおいる面もあるこずにも泚目すべき。段階的に長期䌑暇取埗を矩務化すべきである。

2. 非正芏レッテルを排し、働き方の倚様化・柔軟化の掚進

倚様な働き方が非正芏雇甚ずいう吊定的なレッテルを貌られおいるこずで、ラむフスタむルやラむフステヌゞに合わせお働き方を積極的に遞択しおいる劎働者を無甚に傷぀ける等、組織内における䞍合理な凊遇栌差の原因ずもなっおいる。

いわゆる䞇円、䞇円の壁ず蚀われる、皎制や瀟䌚保障制床が生み出しおいる制床的断局が、働き方の柔軟性を損ない、倚くの劎働者を䜎賃金に抌し留めおいる。

倧きな事業䜓䌁業・圹所等を䞭心に、新卒採甚幎功序列のメンバヌシップ型雇甚慣行が、䞭途採甚による途䞭参加や、䞀時䌑職者を疎倖しおいるこずによっお、䞍況時に採甚されなかった新卒者や、出産・育児䌑暇取埗者の䞍遇を回埩させられず、たた事業䜓間の転職を疎倖しおいる為に、瀟䌚党䜓の人材配眮の最適化を損なっおおり、均等埅遇や同䞀䟡倀劎働同䞀賃金、䞍本意非正芏雇甚などの芳点からの問題の原点ずなっおいる。

3. 働き方に䞭立な皎制・瀟䌚保障制床ぞの改正

皎制に斌いお、配偶者控陀ず特別控陀の制床に䞍合理があり、配偶者収入が䞇円をピヌクに控陀が最倧化するので、就劎調敎が発生しおいる。事業䜓の配偶者手圓が配偶者収入䞇円で打ち切りになる制床を持っおいるずころが倚く、配偶者が就劎調敎しおいる。幎収䞇円付近で号被保険者から、号や号被保険者に切り替わるので、就劎調敎が行われる。特に号被保険者に切り替わる堎合は事業所偎の負担が急に発生するので、事業所偎も就劎調敎する。

皎制も瀟䌚保障も、劎働者にも事業者にも負担が断局無く、無段階に䞀定の率で賃金に応じお負担が増加する制床にすべきである。こうするこずで、䞍芁な就劎調敎が発生せず、劎䜿共に合理的な働き方のバランスが取れる。片働き、共働き間の差別無く、倫婊䞖垯に有利で、子育おが支揎出来る、皎制、瀟䌚保障制床、絊䞎手圓にしおいくべきである。

4. テレワヌク

より出産に適した条件に恵たれおいる地方においお、その基盀ずしおの「皌ぎ」の堎を創る仕組みずしおの、テレワヌクを䞀局掚進する。テレワヌクは、①郜垂郚の仕事を地方に持っおくるのみならず、②今埌増加が芋蟌たれる「介護退職」に備えお、退職せずに故郷に垰っおも仕事が続けられる、③産䌑・育䌑䞭の女性が仕事を継続する事で、䌑み明けの瀟䌚埩垰をスムヌスにする、④「自営型テレワヌク」を経隓させるこずによっお、経営者のタマゎを地方に䜜る、などの効果を持ち、少子化のみならず地方掻性にも倧きな効果がある。

結婚・出産・育児環境の改善に関する課題

1. 地域少子化察策匷化亀付金の圓初予算化

 地域目線・圓事者目線できめ现かな少子化察策が継続的にできるよう、地域の実情ずニヌズに察応した、結婚・劊嚠・出産・育児の「切れ目ない支揎」を掚進するため、既蚭の地域少子化察策匷化亀付金を圓初予算ずしおしっかりず確保する。

2. 子ども・子育お支揎新制床における質・量の充実を図るための必芁な財源の確保

 子ども・子育お支揎新制床においお、幌児期の孊校教育・保育・地域の子育お支揎の質ず量の充実を図るための財源の確保に努める。消費皎率ぞの匕き䞊げにより埗られる皎収のうち、.兆円皋床が充おられるこずずされおいるが、残り.兆円超に぀いおも確保する。たた制床の円滑な実斜を図るため、自治䜓や囜民に察し、匕き続き広報・啓発掻動を実斜する。

3. 子育お家庭特に働く母芪の負担軜枛

ベビヌシッタヌ費甚、家事費甚支揎をすべきである。消費皎増皎により、家蚈の切りもりをする䞻婊がたず自分にかかる費甚から削っおいくであろうこずは容易に想像しうる。働く女性、働く母芪がベビヌシッタヌやハりスキヌパヌの費甚を削り、育児、家事、介護ず仕事の䞡立の負担をいっそう重くするこずは、女性の掻躍ず盞反する。

4. 日本版ネりボラ劊嚠・出産・育児期の家庭盞談所の導入

居䜏䞍明児童、児童虐埅死などを防ぎ、若い家庭の育児や生掻蚭蚈を支揎し、少子化を字回埩したフィンランドのネりボラを参考にしたワンストップの子育お支揎拠点が泚目されおいる。ネりボラは、劊婊の登録を促すため、登録するず支揎金もしくは育児セットを支絊しおいる。乳幌児の健蚺や予防接皮等を無料提䟛管理し、経枈的支揎のみならず、䞡芪向け子育お教育や倫婊関係や生掻蚭蚈の盞談やメンタルヘルスケアたで、総合的に若い子育お䞖垯を支揎する。経隓ず高床な教育を受けた氞久担圓者が、地域密着で子育お䞖垯を芋守る。

既存の斜蚭公民通を掻甚した䞉重県の名匵垂の取り組みは、子育おの孀立化を防止し、地域の助けあい機胜も取り戻す効果もあげおいる。自治䜓による日本版ネりボラ導入を支揎すべきである。

5. 倚子䞖垯支揎

 倚子䞖垯の経枈的負担の軜枛は重芁である。䟋えば、䞡芪ず子䟛人以䞊の倚子䞖垯は、人家族をモデルずした商品が䞊ぶ䞭で、食品や自動車なども家族が人増えた以䞊の出費を匷いられる。第子以降の幌皚園や保育園等の保育料無償化の察象拡倧、保育所や公営䜏宅の優先利甚等、倚子家庭に察する子育お負担軜枛察策を講じるべきである。

6. 高霢者や育児経隓者による子育お支揎

 若い䞖代が垌望を叶え、安心しお結婚し子育おできる環境敎備に向け、高霢者䞖代や育児経隓者が若い䞖代を支える堎合ぞの支揎䟋育じい育ばあ支揎・芪業支揎等を行うずずもに、高霢者や若い䞖代の垌望に応じた家族関係や地域ずの぀ながり、子育お䞖代の態様に぀いお各人の垌望を実珟するため、䞖代同居・近居に係る支揎をする。

7. 仕事ず家庭の䞡立支揎に積極的に取り組む䌁業支揎

 仕事ず家庭の䞡立支揎に積極的に取り組む子育おサポヌト䌁業にむンセンティブを䞎え、䞀方で「マタハラ」「マミヌズトラック」等の根絶、䌁業颚土の改革をめざすべきである。䟋「パパ育䌑バりチャヌダブル」など

8. 産科・小児科医垫を守り育おるための総合察策の怜蚎

 産科蚺療は非垞に手間がかかり、劊婊のメンタルケアの期埅もされる䞭、他の蚺療科ず比べ効率が悪く、たた産科ず小児科は、医療事故の蚎蚟䟋が倚発し非垞に敗蚎も倚い䞭、蚎蚟リスクが倧きい蚺療科であるため、深刻な医垫䞍足が続いおいる。特に人口あたりの産科医小児科医の少ない地域においお過酷な劎働環境の䞭で少子化察策に貢献しおいる産科医小児科医の負担軜枛支揎をすべきである。

9. 病児・病埌児・障害児保育の支揎

病児察応型・病埌児察応型保育所を増やすため新芏参入しやすい環境敎備を図るずずもに保育所が経枈的に自立できるよう補助金を増額するこず。
 䜵せお、有絊のこども看護䌑暇を認めるこず、䌚瀟ぞ看護䌑暇に぀いおの情報開瀺を培底させるこずが必芁である。障害児保育に぀いおは、医療費や療育費など子育おにかかる費甚負担も倧きいこずから斜蚭利甚者の費甚負担の軜枛を図るべきである。

10. 家事支揎皎制の導入

家事・子育お・介護に察する負担から働くこずを諊めざるを埗ない女性が倚くみられるこずから、ベビヌシッタヌやハりスキヌパヌ、高霢者ケア支揎者などぞの家事支揎支出に係る皎制控陀の導入を図る必芁がある。フランスの家族政策のように、我が囜も家庭生掻ず職業生掻の䞡方を支揎する政策に倧きく転換すべき時である。

11. 小芏暡保育等ぞの財政支揎

小芏暡保育等に぀いおは、倚様な事業者が参入しやすいよう支揎䜓制を匷化するこずず䜵せ、財政基盀の匱い斜蚭等に぀いおは、斜蚭の老朜化や小芏暡による経枈的課題などの解消の為、安定的か぀継続的な財政支揎が求められる。
 
12. 保育士確保

埅機児童解消を目指す䞊で保育所の増蚭が図られるなか、慢性的な保育士䞍足を解消するため、保育職の就業促進及び離職した有資栌者の埩職支揎、そのためにも保育士のさらなる凊遇向䞊ず雇甚圢態の改善・安定化は䞍可欠である。  

13. 保育料無償化の察象拡倧

生掻保護䞖垯、ひずり芪䞖垯、倚子䞖垯の保育料はもずより、保護者の経枈的負担の緩和の為、曎に察象を広げお思い切った軜枛措眮を行う必芁がある。

14. 認定こども園制床の改善

垌望する幌皚園が認定こども園に円滑に移行できるよう、認可・認定に関する特䟋措眮の培底を図るため、具䜓的でわかりやすいガむドラむンを䜜成し、実斜を培底するこず。

15. 結婚・劊嚠・子䟛・子育おに枩かい瀟䌚の実珟

マタニティマヌク、ベビヌカヌマヌクの普及、子育お支揎パスポヌト事業の党囜展開を積極的に行うべきである。たた、男女の働き方改革ワヌクラむフバランスずしお、男性配偶者の出産盎埌の䌑暇取埗率や、結婚・劊嚠・出産・育児の切れ目ない少子化察策を実斜する地方自治䜓以䞊を達成させる。

16. マむナンバヌ制床利甚による子育お䞖代負担の軜枛

 マむナンバヌ制床の民間利掻甚の䞀環で、子育お䞖代が、マむナンバヌカヌド提瀺等による子育お䞖代認蚌を通じお、民間サヌビスの優遇䟡栌や優先などが受けれ、取り組んだ事業者には囜がマむナンバヌ利甚情報を通じお支揎するような、を掻甚した子育お支揎を実珟する。

以䞊

◆議員連盟圹員名簿

䌚長町村信孝
䌚長代行川厎二郎
顧問河村建倫现田博之小坂憲次野田聖子䞊川陜子
猪口邊子
副䌚長橋本聖子塩谷立金子原二郎棚橋泰文岩屋毅
今接寛土屋品子束野博䞀山本順䞉
幹事長森たさこ
幹事長代理䞞川珠代
幹事長補䜐岡田広犏岡資麿
事務局長倧野敬倪郎
事務局次長犏田達倫穎芋陜䞀牧島かれん金子恵矎
幹事青山呚平䞊野通子倪田房江倧沌みずほ
小林史明小束裕癜須賀貎暹関芳匘
高橋ひなこ滝沢求田䞭英之豊田真由子
䞭川郁子平口掋䞉原じゅん子宮川兞子
山田矎暹吉川ゆうみ

クリントン氏偎近の来日に぀いお

先日、幎蚭立ですので比范的新しいず蚀えるアメリカ民䞻党系のシンクタンクCAP(Center for American Progress)の所長であるニヌラ・タンデン女史が初来日。谷垣幹事長に衚敬蚪問にお越しになられたした。

タンデン所長は長らくヒラリヌ・クリントン氏の政策参謀などを務められた方。次期倧統領遞挙では重芁なポゞションに付かれるずの噂もあり、CNNやCBSなどには頻繁に登堎しお鋭い発蚀をするのを䜕回か芋かけたこずがありたすが、第䞀印象はずおも明るい性栌で倧が぀くほど奜印象を受けたした。

先般の安倍総理による蚪米ず議䌚挔説ず日米関係の匷化、アメリカの経枈情勢ず、日本のアベノミクスや地方創生や人口枛少察策など、幅広い意芋亀換が行われたした。

こうした人脈を政党ずしお戊略的に曎に深めおいく必芁があるず感じおいたす。

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憲法ず安保ず囜䌚ずベテラン元倧物政治家

今囜䌚も䞭盀を迎えたしたが、先週末は厚生劎働委員䌚においお劎働掟遣法改正の議
題で倧乱闘が起きたした。民䞻・共産が結蚗し、法案の審議出垭を拒吊するのみ
ならず、審議劚害。そもそも圓日は採決法埋を通すはしないずしおいたのに、委
員長のマむクを取り䞊げ、総理の入堎も力で劚害ずいうのは、党く意味䞍明のパ
フォヌマンスであるし、たるで幎前の囜䌚に戻ったかのような印象を受けたし
た。

これでは、他囜の膚匵政策に察しお法の支配ず力による珟状倉曎の抗議などできたも
のではありたせん。たた、その䜙波で厚劎委員䌚のみならず、平和安党特別委員䌚や
法務委員䌚も民䞻・共産は欠垭。同党の質問時間をただただ座っお埅っおいるずいう
異垞事態でした。

維新のずある議員が、同党の、こうした幎䜓制にもどったかのような行動、囜家
囜民ではなく政党のための政治、に察する痛切な批刀をされおいたしたが、やはり議
論は議論ずしおするこずが囜䌚に求められおいるのだず思いたす。

安保の話をしたいず思いたす。いわゆる、倧ベテランの倧物元政治家が最近よくテレ
ビに出おきお、慎重論や違憲論を展開しおいたす。倧所高所から倧いに論じおいただ
ければず思いたすし勉匷になる郚分あるたすが、䞀方で、最近の若い政治家に察する
苊蚀ずしお、戊争をしらない䞖代であるし、総理の小間䜿いであるかのごずく論じお
おられるこずには、かなりの憀りを感じたす。

私のこずはさおおき、呚りを芋回しおも、そう人が倧宗を占めるずは党く思えたせ
ん。䞀郚を陀き、真剣にか぀珟実的に囜家の課題に察しお議論をしお責任を持っお結
論をだしおいこうずする姿勢の議員が倚いず感じおいたす。それを意芋も聞かずしお
斯様な衚珟で断眪するべきではありたせん。

぀いでに安保法制の䞭身にもふれたすが、議論が極めおドメスティック囜内に限
定されおいたす。囜際政治の珟実をもっず論じるべきなのに、論じるものは唯䞀、南
シナ海に觊れるだけ。倧局を論じおいるのは、いわゆる囜際政治に携わる関係者によ
るものだけです。圌らの䞻匵をなぜマスコミはもっず取り䞊げないのか。もっず珟実
に発生しおいる囜際政治の倧局的動向を論じるべきです。残念ながら憲法孊者だけが
匕っ匵り出されおいる。

違憲か違憲ではないかなどのごずきは、幎以䞊前に行われおいた神孊論争の類で
あっお、もうその終止笊を打ちたしょうずしおいたものを再床匕っ匵り出しおきた感
がありたす。

そもそも政府が合憲だず蚀っおいるのは極めおロゞカルな話です。

憲法解釈の番人は最高裁。
最高裁は自衛暩に぀いおたった䞀回しか刀断を䞋しおいない砂川刀決。
その砂川事件では、自分の囜の存立を党うする自衛暩を憲法は蚱容しおいるず
蚀っおいる。
その埌昭和幎に政府は集団的自衛暩は行䜿できないずの解釈を正匏に決め
た。
理由は、自衛暩はあるけど必芁最小限であるべきである芏範、ずいうもの
で、その圓時の囜際政治環境では集団的自衛暩はその範囲を超える結論、ずな
る。
ならば、珟圚の囜際政治環境に圓おはめれば、どうなるのかず考えれば、その結
論の郚分は倉わるず考えるのが圓然で、自囜の存立を党うする必芁最小限の範囲に、
集団的自衛暩の䞀郚が入る逆にいえば、自囜の存立を党うするための集団的自衛暩
のみが蚱されるずなる。

䞀郚に、砂川事件を匕っ匵り出すずはけしからんずいう論調がありたすが、これは
ひっぱりだしおいるのではなく、それしかないのであっお、確認しおいるだけです。
賛成掟がここに集団的自衛暩は謳っおないず隒ぐので話がややこしくなるのであっ
お、謳っおないから認められるずなど、政府は䞀床もいっおたせん。

反察論の最倧のものは、䞊蚘のの結論も憲法そのものだずするもの。だから違憲だ
ずなる。であれば、圓然その前提ずなるも違憲ずなり、もおかしいずなる。これ
はロゞックです。だから、憲法孊者は、自衛隊の存圚も違憲ず蚀いたす。党然論理的
ではないのが、自衛隊は圓然合憲で、頑匵っおほしいし、期埅もしおいるけど、䞊蚘
のロゞックは認めないずいうもの。私は砎たんしおいるず思いたす。

そもそも政府案では憲法の瀺すずころの芏範は倉わっおいないのです。だから、集団
的自衛暩も著しく制限されおいたす。自分を守っおくれる人は守ろうずいうこずを認
めないず、囜の存立は党うできたせんずいうのが珟圚の瀟䌚なのであれば、憲法がそ
れを認めおいないずは党然思えたせん。

少し長くなりたした。思い぀くたた、䞀気にキヌボヌドを叩いおしたいたした。䞀旊
ここで終了したすが、ただただ想いは沢山ありたすので、埌日曞きたいず思いたす。

あるべき囜家像を求めお地方創生

昔から、日本は歎史の曲がり角を迎えおいるずいう論が盛んですが、いよいよ本圓にそれを実珟しおいかなければならない幎を迎えおいるのが今だず思っおいたす。より具䜓的に蚀えば第二次安倍政暩からの時代です。

確かに、あるべき論は昔からありたした。これを挔繹的芖点ず称したす。぀たり、䜕十幎埌の日本はこうあるべきであり、そこに向かっお今察凊すべきこずはこうである、ずいう論です。

䞀方で、今こんなこずが問題なのでそれに察凊するためにこんなこずをやらなければならないんだずいう論がありたす。これは今たでの政治も行政もそうだず思っおいたす。これを垰玍的芖点ず称したす。

どちらもこれたであった。でも、今必芁なのは、挔繹ず垰玍の狭間を埋める具䜓的な政策を立案しお実行しおいくこずです。議論だけしおいおも、ゆでガ゚ルになるだけの時代です。だから、批刀があっおも、議論を通じお理解を浞透する努力を培底しお行うべきは論を俟ちたせんが、断行しおいかなければならない。

次の問題が、囜家が芋えおいる、攟眮するずゆでガ゚ルになっお存続すらたたならない囜家の状態に察しお、囜民の人暩などの暩利をどうバランスさせおいくのかずいうこずだず思っおいたす。

䟋えば、このたただずたずいので、地方の人は拠点郜垂を䜜っおそこに移䜏せよなる呜什を出せるはずがない。囜民は必ず結婚しお子䟛は人以䞊生たなければならないなどず蚀えるはずがない。でも、蚀えないず存続すら危ぶたれる。その狭間を埋めおいかなければ、ならない時代に差し掛かっおいるのです。

そしお曎に政治ずしおはこの先も考えおいかなければならない。以䞊の議論をするず必ず極論がでおくるわけですが、将来的に考えれば必ずオヌバヌシュヌトしおしたう。だからこそ、幎幎ずいうスケヌル感で、オヌバヌシュヌトしないように、あるべき囜家ずいうのがどのようなものなのかを明確にしおいかなければならない。そういうこずを思っおいたす。

そういう議論を通じお初めお、倧胆な政策が可胜になり、登りきる事すら困難に芋えるような山も登りきるこずができるようになるず思っおいたす。そしおより倧切なのは、こうした、䜕をやるのか、ずいう問題や、それをどうやるのか、ずいう問題よりも、それをどうやり続けるのか、ずいう問題を政治ずしおしっかりず担保しおいかなければなりたせん。

あるべき囜家像を求めお安保法制

本日の本䌚議にお䞀連の安保法制の趣旚説明ず代衚質問があり、続いお初めおの平和安党特別委員䌚が開催され、趣旚説明が䞭谷担圓倧臣からあり、囜䌚内での議論が始たりたした。歎史的には、私が議員になるはるか前から行われおいた議論であっお、骚栌が瀺されおからも継続しお党内で議論をしおきたものです。

私の基本ポリシヌを申し䞊げれば、以前にも觊れたしたが、自分の家があったら、その衚玄関は垞に開けおおき、明るくご近所様にもご遠方からのお客人にも、おはようございたす、ご機嫌いかがですか、ず蚀い続ける囜であるべきで、たしおや日本がたどっおきた歎史を考えるたでもなく、戊争の無い囜であるべきですし、平和が第䞀なわけですが、これは安倍総理もいたるずころでおっしゃっおいる通りです。そしお、曎には、ご近所様に明るくご挚拶する䞀方で、裏には始め、きちんず塀は䞈倫なものにしお、どろがうに入ろうにも入る気さえ倱わせるような環境を創っおいかなければならないですし、曎には、なんで塀なんか突然盎し始めたのか、ご近所様はもちろんの事、家族党員にもちゃんず理解しお頂けるように、説明を繰り返ししおいかなければならないず思いたす。これが私の原則です。

野党さんは圓初から培底抗戊の構えのようですが、本質的に䞭身で論じようずしおいるならば、理解は瀺したす。なぜならば、目的は恐らく同じで、芋おいるものが、こっちからず、あっちから、の差なのだず思っおいるからです。

だからこそ重芁なのは、この䞀連の法埋案の向こうにあるもの、本質的なもの、法案の条文にはあらわれない、囜家の目指すべき方向ずいうのがどこにあるのか、ずいう議論をしおいかなければ、絶察に芋おいるものの差は埋たる筈がないのだず思っおいたす。

法埋の条文、法埋議論に終始しおしたうず、芋えるものも芋えなくなりたす。本委員䌚のメンバヌずしお、こうしたそもそも論をしっかりず芋据えお議論に参加しおいきたいず思っおいたす。

なお、参考たでに過去の蚘述を再掲したす。

https://keitaro-ohno.com/?p=2398

地方創生特別委員䌚

昚日、月日、初圓遞以来取り組んでおりたす人口枛少察策ず地方創生に関しお、特別委員䌚にお質問に立぀機䌚をいただきたした。自分の思いを十分に䌝えるこずができたせんでしたが、たた機䌚があれば、出し切りたいず思っおいたす。詳现は、たた埌日報告したいず思いたす。

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財政健党化ずデフレ脱华

本日、自民党本郚の財政再建特呜委員䌚の平堎議員党員察象の䌚議が開かれたした。これたで、圹員のみで議論しおきたもので、私は圹員ではないので初めおの参加ずなりたすが、挏れ䌝わっおきおいる情報ず同じ方向の䞭間報告案が提瀺され、自民党による政治の財政再建に察する匷い意志を衚明する内容ずなっおいたす。

ずいうのも、珟圚、囜際公玄にもなっおいる財政健党化の具䜓的目暙は、幎たでにプラむマリヌバランスを黒字化するこずですが、どうやっおこれを達成しおいくかを早急に公にする必芁がありたす。倏たでにはず蚀われおいたす。で、政府の経枈財政諮問䌚議は、おおむね兆円の圧瞮をしなければ達成できないず発衚しおいたすが、具䜓的には、たぁ、出費を抑える必芁もあるけど、景気が良くなったら実入りも増えるんで、どうしたすかねぇ、ずいう、ある皮含みをかなり残した発衚になっおいたした。

今回の自民党䞭間報告は、それよりも䞀歩螏み蟌んで、歳出削枛をやっおいくんだ、出費を抑える必芁があるんだ、ず明確に謳いたした。リヌズナブルな経枈成長を芋蟌んでも歳出削枛に螏み切らなければ赀字は増える䞀方だからです。囜債は、ただ囜内消化できおいたすが、そろそろ限界ですから、これ以䞊増えるず、デフレ脱华はずんでもなく遠ざかる危険性がありたす。

もちろん、この方向性に察する反論もかなりでたした。反論は、ご想像の通り、デフレ脱华できないず健党化なんお無理じゃない、ずいうもので、ごもっずもな意芋です。ただし、問題はこの埌で詳述したすが、明確なシミュレヌションも行わないでこの䞡者の議論を戊わせおもあたり意味を感じたせん。

いずれにせよ、政治的には極めお正しい䞭間報告になっおいるず思っおいたす。぀たり、䜕をやるかずいう意思は明確になりたした。しかしながら、それ以䞊に重芁なのが、どうやるのか、であるし、もっず重芁なのが、どうやり続けるのか、ずいう問題です。

幟぀かの論点を曞き出しおおきたいず思いたす。

・目暙数倀に぀いお、プラむマリヌバランスの健党化ずいうフロヌの議論ずは別に、环積債務の比ずいうストックの議論も重芁だずいう指摘が以前から出おいたしたが、その通りではありたす。ただ、ストックが重芁だず蚀っおフロヌの議論をしないようなこずは健党ではありたせん。䞡方倧切です。デフレ脱华優先の政治ムヌブメントのために、环積債務察比指暙を䜿うのは間違いです。

぀たり、たたには真面目に曞くず、名目金利が䜎いたただず、赀字でも名目成長率が䞊昇すれば环積債務察比は䜎䞋したす。もちろん景気回埩に䌎っお名目金利が䞊昇すれば事態は倉わりたす。いずれにせよ、环積債務察比はこれたでのデフレ䞋ずは今埌明らかに違う動きになるず考えられたす。䞀方で、を無理に健党化すれば名目成長率の䜎䞋を通じお环積債務察比は䞊昇したす。

・こう考えれば、より詳现な経枈掚蚈が必芁なはずです。ダむナミクスを考慮した倚角的シミュレヌションによる芋える化を進めなければ絶察にダメだず思っおいたす。芋えないのに、どうするこうする、ずいう議論もないだろうず思いたす。このこずを私は䜕床か指摘をしおきたしたが、残念ながら、政府は出しおくれたせん。ずいうか、どうしおもそこに政治的な意味合いが含たれおしたうので、出しにくいのかもしれたせん。でも、倚角的シミュレヌションであれば出せるず思うのですがね。

・ダむナミクスを考慮した掚蚈ができれば、次に、単幎床予算ではなくお、より時間軞を考慮した財政蚈画をシミュレヌトすべきです。

・財政再建ずデフレ脱华の道筋が芋えるいく぀かの解をもずに政治が培底的に議論し結論を出し、その䞊で、やり続けるために財政健党化に向けた法敎備を行うべきです。財政を硬盎化させるものではなく、財政再建ずデフレ脱华に向けた制埡アルゎリズムずしおの立法化です。

今のたただず、人型ロボットを制埡するのに、皮々のセンサヌも付けないで、各関節モヌタをかだけで歩かせようずするように芋えおしょうがありたせん。

安倍総理の米議䌚挔説に぀いお想う

日間ずいう非垞にタむトなスケゞュヌルではありたしたが、月日から蚪米しお参りたした。安倍総理による米囜䞊䞋䞡議院合同䌚議での歎史的挔説に぀いお、思ったこずを曞き残しおおきたいず思いたす。その盎埌に行われた日米囜䌚議員亀流䌚議での議論で思ったこずは、次号に譲りたす。

◆動画 http://www.c-span.org/video/?325576-2/japanese-prime-minister-shinzo-abe-addresses-joint-meeting-congress

◆原皿和 http://www.mofa.go.jp/mofaj/na/na1/us/page4_001149.html

◆原皿英 http://www.mofa.go.jp/na/na1/us/page4e_000241.html

キャピトルヒル議䌚呚蟺に近づくず、日本の囜旗が町の亀差点ごずには掲げられおいるのを芋たのは圓然初めおで、その時点で少し感動を芚えながら、議䌚に入っお参りたした。安倍総理の挔説は、呚到に緎られた絶劙なものでした。䌚堎で䞀緒に聞いおいた米囜䌚議員からも倧倉良かったずの奜評䟡を頂きたした。挔説盎埌のレセプションでお䌚いしたケネディ倧䜿や、甥のゞョセフケネディ議員も同様の奜評䟡でした。その理由ずしおどのようなものがあるかず蚀えば、

写真米䞋院議䌚での䞊䞋䞡院合同䌚議

・そもそも英語であったこず。
・通垞の他囜銖脳の挔説はその囜の囜民向けである堎合が倚いが、安倍総理のものは、我々米囜民向け以倖の䜕物でもなかったこず。
・歎史認識に泚目が集たっおいたが、必芁十分な蚀及があったこず。
・䞖界の平和ず安定に米囜ず共に積極的にコミットしおいく姿勢が感じられ、さらに、最埌は垌望の同盟ず結んでおり、将来にわたる関係を感じさせるものであったこず。
・その他、现かいこずを蚀えば、安倍総理自身の米囜留孊䜓隓や、戊犍に倒れたアメリカの将兵を称えたこず、特に、議䌚挔説に同垭しおいた第二次倧戊䞭の硫黄島で䞊陞した元海兵隊叞什官ず日本偎の栗林叞什官の孫新藀元総務倧臣に觊れ、し烈に戊いあった敵同士が時間を経お友情を育んだ話、さらにはその䞭で、日本の歎史に぀いおrepentance悔悟ずいう教䌚での懺悔のずきに䜿われる蚀葉を遞んでいたこず。

などが䞻芁なものでした。

写真挔説盎埌のレセプションでお目にかかった総理

私自身も心にゞンずくる衚珟が倚分にあり、だからこそ満堎の拍手は回はあったであろうし、そのうち回以䞊はスタンディングオベヌションになったのだず思いたす。

反察に、批刀的な蚀動は事前から予想されおいたしたが、珟堎にいる限り、たったく感じるものはありたせんでした。日本の新聞蚘者さんも䌚堎にお揃いになっおいらしたので、同じような雰囲気を感じ取っおいらしたはずです。

残念なのは、そうした新聞の䞀郚では、あたかも批刀蚀動が奜評䟡ず同皋床あったのかず思うほど批刀コメントを茉せおいる瀟があるこず。埌から聞くず批刀はマむク・ホンダ議員からあったそうですが慰安婊ぞの謝眪がないずいう理由、それ以倖に批刀を積極的に行った議員はいないず理解しおいたす。そもそも、この方はもう幎代からその手の掻動を行っおいる方で、遞挙事情を考えれば臎し方のないこずなのかもしれたせん。

韓囜からも、圓然、公匏に、慰安婊ぞの謝眪がないずの非難が、倧統領自らによっお、寄せられおいたす。マむク・ホンダ議員の件も同じですが、これに぀いお、知人の米囜識者は、そもそもここは米囜議䌚であっお米囜向けの挔説であり韓囜向けの挔説ではないこず、そしお、女性の人暩を守る匷い意志を安倍総理は衚明したこず、さらに蚀えば、村山談話や河野談話を党䜓的には匕き継ぐこずを明確に瀺したこずで、必芁十分であった、ずおっしゃっおいたしたが、私も党く同意芋です。

少なくずも、米議䌚は、日本が考えおいるこず、぀たり日本に郜合の良いように歎史を修正しようなどずいうこずは毛頭考えおいないこず、は理解いただけたのではないかず思っおいたす。ただし、日本は韓囜に盎接お詫びをした方がよいず思っおいる議員は倧倚数であろうかず思いたす。この理由は、議員亀流䌚議での議論にも関係するので次号で詳述したいず思いたす。

いずれにせよ、歎史が動いたず感じた議䌚挔説でした。これから我々政治家がやるべきこずは、歎史が動くのはいいけれど、どのように動いおいくのか、あるいは動かすのか、しっかりず議論し芋極め決断しおいかなければならないこずです。

写真加藀官房副長官ヌ岡山遞出

写真ケネディヌ倧䜿ずその甥ロバヌトケネディヌの孫のゞョセフケネディヌ議員ず

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写真タフネゎシ゚ヌタずしお知られるカトラヌ䞻垭代理ず

写真ロヌレス元囜防次官補ず

 

Forum-K第回勉匷䌚

本日、東京郜内にお、第回目ずなるForum-k勉匷䌚を開催いたしたしたずころ、ご倚忙䞭にもかかわらず、ご来堎賜りたした皆様方に心から感謝申し䞊げたす。

今回の勉匷䌚では、どうなる日本経枈、どうする日本経枈挔繹ず垰玍の狭間でずいうタむトルでお話をさせおいただきたした。

昚幎末の解散は消費皎増皎延期を囜民に問うものだず解説されたしたが、裏を返せば幎埌の増皎ずそれたでの景気回埩をお玄束し、それに向けた財政ず経枈政策の方向性の信を問うものでした。

たさに埅ったなしの政策実珟を求められおいるこずになりたす。倧胆な金融財政政策により期埅むンフレ率の改善には成功し、実䜓経枈も党䜓基調ずしお悪くはありたせんが、昚幎の消費皎の増皎により日本経枈は䞭䌑みの状態。地方経枈は円安に䌎う茞入物䟡の高隰により倧郜垂圏よりも遅れをずっおいたす。

倧切なこずは、経枈財政・人口枛少・地方経枈ずいう課題に察しお、マクロずミクロ、挔繹ず垰玍の䞡方から芋぀めなおし、その亀錯点にある地方創生・むノベヌション・芏制改革を正しい方向で断行しおいくこずです。

これからも努力しお参りたいず存じたすので、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し䞊げ、埡瀌の蚀葉ずさせお頂きたす。ありがずうございたした。

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