5月3~4日にかけて我が地元の丸亀市内でお城祭りが行われました。そして、今年は縁があり、お城村スタッフとして参加することになりましたので、スタッフ側からみたお城村となりました。全国的に有名なお祭りになればいいな、あるいはしていかないとなと思っております。
キッシンジャーと北朝鮮
キッシンジャー(ニクソン・フォード大統領に仕えた安保担当大統領補佐官・国務長官でノーベル賞受賞者)と聞くと「瓶の蓋」を思い出してしまいます。「日米安保をなくせば日本が軍国主義に走る」という論のことですが、個人的には瓶の蓋も、取ったら中身がでてくる場合と、逆に中身を詰める場合とありますから、一概にそんなことは言えないと思っています・・・。ただ、瓶の蓋と言われ様がなんだろうが、これが日本の外交上最も重要な柱だと確信はしております。
前置きが長くなりましたが、そのキッシンジャーさんが来日し首相と会談をしたとのこと。首相は6カ国協議が再開できればいいなぁと、陰からの支援を求めたようです。それはどうでもいいのですが、以前どこかで指摘しましたが、ミサイル事件で北朝鮮は6カ国協議への参加という外交カードを持ちました。このカードを何のために切ろうか、北朝鮮のおじさんは一生懸命考えていることでしょう。
馬鹿馬鹿しい話ですが、騒音おばさんやゴミおばさんをその解決を目的に自治会にお誘いしたとして、彼女達が自治会に入ってやるから自治会費10年無料並びに年間10万生活支援してよ、などと吹っかけてくるような話があれば、絶対にNoと言う必要があります。もちろん6カ国協議は非常に重要かつ意味のあるフレームワークですが、これを開かないと核や拉致が解決されないわけでもないので、安易な譲歩によって無理にこの協議にひっぱりだすことはない筈です。
首相や外相あるいは外交担当者がちゃんと考えてくれることを切に願う限りです。
斎賀富美子さんの思い出
とても明るく冗談の好きな知的で笑顔が素敵な女性でした。斎賀さんが国連代表部にいらっしゃったときに、一度だけ夕食を共にする機会がありました。5~6人のグループでしたが、積極的に知的な会話を楽しんでいるようでした。
丸高の先輩ということもあり、私の憧れ的な存在でした。
大学を卒業して直後の95年のころ、なぜか国際法に興味を持ち、山本草ニの国際法などを買ってきては読み耽っていました。漠然と国際関係や安全保障に興味を持ち始めていた時代です。そのころの最大の疑問の一つが国際司法裁判所。なぜこれほど権限が弱いのかということでした。
国際刑事裁判所を設立するべきだというムーヴメントはその当時はすでにあったと記憶しています。是非これはつくるべきじゃないかと私も思っていました。そして、2003年の春、当時購読していた新聞に、国際刑事裁判所がハーグに設置されたという、ほんとうに小さな小さなベタ記事が掲載されていたのを見て、しびれる思いがしたのと同時に、これほど歴史的な瞬間がなぜこれほど小さい扱いなのかマスコミの感覚を疑ったのをまだ記憶しています。
雑賀さんが、その国際刑事裁判所の判事になられたときは(日本人として初めての快挙)、丸亀のご実家の近くに居を構えている人間としても、何となく誇らしい気分でした。
ただただ残念です。ご冥福をお祈り申し上げます。
日韓防衛相経験者会議
韓国の李国防相が今週後半に来日し、日韓防衛交流の促進を包括的な文章の形で確認することになりました。これ、小生にとって結構感慨深いんです。が、一般的な内容ではないので、ご関心の向きはご覧くださいと言う程度です。悪しからず。
さて、誤解を恐れずに言えば、小泉政権のときは日米関係は良好でしたが、日韓・日中は散々であったことは皆様もご存知の通りだと思います。実務にもかなり影響がでていた時代でした。例えば、首脳会談。何も無くても定期的にあっておくべきだと考えていますが、実現もままならなかった時代でした(トップ同士、お互いに顔が見えるかどうかだけでもかなり外交上違う。外交の失敗は疑心暗鬼からくるものも結構ある)。
当時政府間交流はどのレベルでも少し休憩時期でした。例えば、小さい話で言えば、中国の軍楽隊を招致して、国内の種々のイベントで演奏してもらうことを企画し、受け入れ準備も整備、後は来るだけとなっていても、小泉さんがちょっと発言しただけで、「止めた」となっていた時期です。
防衛庁での任期が終わったとき、一議員秘書だけれども、その立場で日中・日韓関係の改善に一役買いたいと思っておりました。なぜかというのを一言で言えば東アジア共同体の基礎工事ということになりますが、そんな中、仲の良い韓国大使館の方と話をしていて、ある構想がどちらからと言うことも無く持ち上がりました。元国防相会議を設置しようではないか、ということです。
爾来、半年越しで何度か打ち合わせを重ね、ついに2007年11月、日韓安保フォーラムとして実現できました。先方は、チョウ・ソンテ元国防相、チュン・ホヨン元国防相のほか、退役軍人や安保専門家で構成、日本側は我々とディフェンスリサーチセンターさんでした。
定期的に実現したいと思っているのですが、不況の折、資金面での都合がつかず、2回目の実現ができていませんが、さめないうちに是非継続したいと思っております。いずれにせよ、そういうことがあり、今回の防衛交流の文書調印の話は小生にとって感慨深いものがあるのです。
チョウ・ソンテ韓国元国防相(中)と。 |
ユウ前国防相と |
新しい丸亀
丸亀市。高校時代に通った街。ChopinのNocturnが似合う街。お城のある街。そして今住んでいる街。私にとって本籍を置いている豊浜同様、ノスタルジを感じる街でもあります。高校時代は隣町の坂出市から基幹道路の国道11号線を自転車で通学していました。基幹道路といっても、当時はまだ道路沿いには何もなく、小さな喫茶店がところどころにあるだけでした。当時から言えば、かなり進化したと言えます。
さて、その丸亀市も新しく生まれ変わりました。市長選・市議選が行われ、新しい体制で市政がスタートを切ることになりました。ところで、これから3年くらいは、地方分権や道州制が本格議論されるフェーズに入ります。地方分権改革委員会や道州制ビジョン懇談会、自民党道州制調査会、全国知事会道州制調査会など、主だったグループが推進力となって、あるべき姿を論じていく手はずになっています。
地方都市は、これらのグループの論調にアンテナを十分に張って、これまでよりももっともっと強いメッセージで明確なビジョンを打ち出し、10年後なり20年後なりに導入されようとしている道州制に対応した新時代の街づくりを目指さなければなりません。したがって、非常に重要な4年間になるものと思っています。
道州制の詳細は、また改めて書こうと思います。
北方領土
北方領土問題について、毎日新聞の取材のなかで、政府代表の谷内元外務事務次官が麻生論(面積2分論)に言及したとのこと・・・。もともと私は全部返せ派ですが、政府案が難航している中、何らかの選択肢を模索することは必要だとも感じております。が、模索と言っても、あくまで将来の外交カードの勉強のためです。さらに言えば、2島先行返還案や3島返還論・共同統治案など、政治的に非現実的な諸案よりは、面積二分論の方がはるかに現実的な案だと感じています。が、政府が今発表するはずがない内容です。毎日さんの早とちりか、谷内さんのアドバルーンだと考えています。
北方領土は非常に難しい問題です。国連改革などと併せて、大英断をしなければならないかもしれません。
ドミニカ共和国大使叙勲の報
今日、ドミニカ共和国のウレニャ大使の叙勲の報が舞い込んできました。先月初旬のことだったそうです。おめでとうございます。
小生の親分が、何を思ったのか突然ドミニカ共和国との議員外交を始めたのが丁度小生が政治の分野に入って直後のこと。理由を聞くと、アメリカとアジアの経済外交情勢を考えれば、中南米カリブ諸国やドミニカ共和国が日本にとって重要になると判断したのだそうな。それはそれで同感。問題は、自分は忙しいからと、全部小生に振ってくる。
そういう事情で相当頻繁に大使と連絡を取り合う期間がありました。兎に角、日本からの投資を呼び込むことが大使の使命で、相当な熱意を感じました。お蔭で小生の英語はラテン訛りになったような・・・。
大統領来日に際して大使(左)・大統領補佐官(右)と |
野球選手のサミー・ソーサさんが特使として来日(大使の友人だそうな) ちなみに、小生、ドミニカ共和国大使館から感謝状を頂きました。 |
![]() |
アジアジャーナリスト会議
先日、国連大学にて開催されたアジアジャーナリスト会議に出席して参りました。ジャーナリストでもないのになんで?という意見もあると思いますが、出席するようになったきっかけは、仲の良いフランス人記者(外国人記者クラブ所属)に誘われ、非常に良い議論がされているのを見て行く様になりました。
恐らく政治の分野から参加しているのは私だけだと思います。
さて、残念ながら今回の会議はあまり新鮮なものではありませんでしたが、OhMyNewsのCEO(当日のパネラー)と話す機会があったので、ここでご紹介しようと思った次第です。
韓国の新興メディアで、前大統領ノムヒョン政権誕生を陰で支えたとも言われています。日本でも話題にだけはなりましたが(残念ながら日本版は廃刊となりました)、メディア界の人としては非常に新鮮でした。ジャーナリストというよりは、会社の経営者に近く、また、モバイルITを駆使した取材をしていらっしゃるとのこと。
「香川県から来てるんです。以外かもしれませんが政治分野から来ています」と言うと、「非常に興味深い。日本の政治と選挙事情を知りたい。是非取材に行きたい。どこかローカル局知らないか?」。「ローカル局?何故ですか?」。(出張経費がかかるから)「そこが招待してくれると行けるから」。「はっはっは」。
結局音沙汰はないけれど、いつかまた会える日を楽しみにしてます。
ラジオで宇宙を語る
何年か前に、東京のローカルラジオ局のパーソナリティをされている方から、30分くらいつきあってよ、とのお誘いがあり、いろんな話をしました。昨日、宇宙開発の話を書いたばかりですが、その際も宇宙開発の話も出たので今思い出した次第です。

補正予算と宇宙開発
メールニュースに補正のことを書いたら、地元で宇宙開発を題材に子供たちに夢と希望を与える活動をされている方からお励ましのメールを頂きました。
実は補正予算には宇宙関係も中長期戦略として取り上げられています。
●宇宙開発利用の推進による新市場創造等
・超小型衛星システムの開発と活用による新市場創造〔3 年以内に世界トップレベルの中小企業ベンチャー創出100 社を目指すとともに、大学等における研究開発を推進〕
・準天頂衛星システム等の開発等、地上インフラの整備、観測施設等の更新・整備等
というものです。子供の頃から好奇心だけは旺盛で、例えばお袋が仲間とお茶を楽しむのよと準備しているのをみて、いちいち道具や作法を聞いたりしてましたが、そんな子供の頃の夢は宇宙開発。そのまま子供っぽい夢を追いかけて、就職してからは、宇宙ロボットARH(ETS-VII・おりひめひこぼし)、地球観測装置GLI(ADEOS-II・みどりII)、月観測装置(SELENE・かぐや)、X線観測装置XRS(ASTRO-EII・すざく)などに携わりました。

そういえば、知り合いのカナダ人が、こんなことを言ってました。「宇宙開発に携われて本当に幸せだ。子供が私のやっていること喜んで聞いてくれる。そして友達に私のことを誇らしく語っている」と。この話を聞き、私も急に子供が欲しくなったのは言うまでもありません。だから宇宙開発は少子化対策にもなるんです。というのは冗談ですが・・・。
昔は宇宙と言うだけで予算がついた時代がつづきました。国家の威信みたいなものもあったのだと思います。今は関係者のコスト意識も高まりました。反面、つねにCB分析にさらされているため、中長期的にもしかすると必要なことがおカネという切り口だけで廃止になってしまうという問題が多発しています。宇宙で言えばM5というロケット。安全保障上もかなり重要なメッセージ性をもっていたロケットでしたが、廃止されました。
補正の計画にある超小型衛星による新市場創造。香川大学も先に打ち上げましたが、こうした新産業をどんどんと作って、将来的には道州制になったときの産業コアとするような施策が絶対に必要だと考えています。

NASAの研究者が遊びに来たときのワンショット。




